
このジャケットに使われているGORE-TEX素材は、コスタリカの遠隔地域で回収されたプラスチック廃棄物を再利用して作られたもの。
プラスチック廃棄物を高品質なポリマーへと生まれ変わらせるBIONIC社と、GORE-TEXブランドで知られるゴア社が協働し、開発したサステナブルな素材だ。
コスタリカのプラスティック廃棄物がGORE-TEX素材に
コスタリカのコバノ地区では、これまでリサイクルの仕組みやルールが整っていなかったため、プラスチックごみが海に流れ込む問題が起きていた。特に雨季になると、状況はかなり深刻だったそう。
そこで立ち上がったのがBIONIC社。環境や地域社会に根ざしたプログラムをスタートし、ニコヤ半島の海沿いの地域で、プラスチックごみを再利用するための仕組み作りをサポート。地域の人たちと協力しながら、ごみの分別やリサイクル体制を整えただけでなく、雇用も生み出した。
さらに、GORE-TEXでおなじみのゴア社も協力。資金や素材に関する技術、そしてサプライチェーンの知識などを提供し、ただリサイクルするだけじゃなく、持続可能で拡張性のある仕組み作りに貢献した。
こうして実現したのが、今回の「マウンテンラウンダージャケット」だ。使われている表地のポリエステルは、コスタリカ沿岸でBIONIC社が回収したプラスチックごみが50%。残りの半分は、他の地域で集められたリサイクル素材が使われている。
また、このジャケットに使われているGORE-TEXのラミネートは、しっかりとした防水性・防風性・透湿性を備えていて、GORE-TEXブランドの厳しい品質テストにも合格。見た目も機能もハイレベルな一着に仕上がっている。
この次世代GORE-TEXは、環境にも配慮された「ePEメンブレン」を採用していて、2024年度のグッドデザイン賞を受賞。さらに、未来をつくる優れたデザイン100選のひとつ、「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれている。
サスティナブルなだけじゃない。次世代GORE-TEXのジャケット
日本のパートナーブランドでは初めてというザ・ノース・フェイスの「マウンテンラウンダージャケット」。
防水性・透湿性・耐久性のバランスがいい、3層構造のGORE-TEXラミネートには、最新のePEメンブレンを採用。ハードな環境でも頼れる一着だ。
表地には、適度な厚みのある50デニール・リサイクルポリエステル(100%)を使用。裏地にも原液着色されたリサイクルポリエステル(100%)が使われている。
フロント部分はダブルフラップ仕様でしっかり防水。左右のポケットもフラップ付きで、雨が入りにくい設計に。さらに、ワンハンドで調節できるフードはヘルメットの上からもかぶれるサイズ感となっている。
コンパクトに収納できて、持ち運びに便利なスタッフサック付き。ゆったりめのボックスシルエットで、中にミドラー(中間着)を着込んでもゴワつきにくく、重ね着しやすい。アウトドア初心者でも扱いやすい、やさしい仕様になっている。

メンズ
価格:42,900円(税込)
カラー:クレイグレー、ブラック×ターメリック、アーバンネイビー、ブラック、ダッググリーン
サイズ:S、M、L、XL、XXL
WEBページ
レディース
価格:42,900円(税込)
カラー:スモーキーブラウン、ブラック×サイバーベリー、ブラック、ダッググリーン
サイズ:S、M、L、XL
WEBページ
自然を守るために、自分にできることから
自然と向き合う時間が多いアウトドアファンだからこそ、環境への意識はより身近なもの。環境配慮型の製品を選ぶという行動は、小さなようでいて、確かな変化につながる。
「まずは自分にできることから」——そう思った人は、このジャケットを選択肢のひとつに加えてみてほしい。
次世代 GORE-TEX プロダクトの詳細についてはこちらを。