
極上サバイバル飯第19弾は、「野外炊飯器で炊くごはん」を紹介します!
19膳目「野外炊飯器で炊くごはん」
どーもこんにちは!元自衛隊芸人のトッカグン小野寺耕平です!
サバイバル飯第19弾は、いつもの飯盒をいったん脇に置き、タイガーの野外炊飯器「魔法のかまどごはん」を使ってみたのでご紹介します。
アウトドアで電気炊飯器というと、キャンプで電源サイトを利用したり、オートサイトで自家用車から電源を引っ張ってきて使う方もいらっしゃると思います。
「魔法のかまどごはん」は、電気やガスがなくても炊きたてごはんが炊けるタイガー魔法瓶の創立100周年記念モデルで、WEB限定で販売しています。
「いつものごはんが、もしものごはんになる」というキャッチコピーがついていて、おいしいサバイバルとしてキャンプでも防災でも使えることを売りにしています。
元自衛官で防災士の私としても大変気になっていました。電気やガスを使わずに新聞紙を使って直火で炊き、「本物のかまどなのでごはんの味と香りが引き立ち、おいしい」とのことで、これは期待できます!
【用意するもの】
新聞紙、軍手、ライター、念の為の火バサミ、タイマー(スマホ)
私の地元、神割崎キャンプ場にて早速炊いてみます。
「魔法のかまどごはん」には、いくつかのパーツがあります。うまいことスタッキングできるようになっているので、収納するときはコンパクトですね。

かまどは植木鉢みたいな焼き物の質感です。かまどの底にすのこ網を敷き、かまどの溝に合わせて五徳をはめて鍋をセット。こちらは5合炊けるので充分です。蓋はどっしりした重みがあります。
慣れれば炊きながら丸められると思いますが、今回は初めてなので先に新聞紙を準備していきます。
【下準備】
①新聞紙を半分にして
②それを斜めに三角形にするように折り畳むようにしてから
③クシャクシャと握るように棒状にしてからそれを二つ折り

準備もかなり簡単だ。ギュッと握りすぎると新聞紙がかたくなりすぎて燃えづらいので軽めに握っていくのがポイント。
ちなみに、私の実家は材木店だったので毎日端材を燃やして焚き火をしていたんですが、新聞紙を燃やすときは一旦水で濡らしてから棒状にしたものを乾かすとイイ燃料になるんですよ。
さて。準備ができたので早速ごはんを炊いてみます!!
【作り方】
①研いだ米の量に合わせて水を入れて蓋をします
②かまどの穴から片方ずつ新聞紙を入れて火をつけ、1分半毎に左右交互に新聞紙を入れていきます。この作業を炊き始めから9分まで繰り返し
③新聞を入れずに10分経つところまで待ったら、最後の1本を投入
④5分蒸らして完成
蓋を開けてみるみると…完璧な仕上がり!!うまくいきすぎて驚くほどです!!


お味の方は、もちもちふっくらしていて土鍋炊きの味わい。飯盒で炊くごはんはしゃっきり炊きあがりますが、この野外炊飯器は本格かまど炊きですね!!
この商品の構造も流石です。かまどと鍋の間に絶妙な隙間が空くように設計されているので、吸気・排気・保温・防風の機能が備わっています。つまり、吹きこぼれないので、火が消える心配もありません。
こちらは炊飯以外にも煮込み料理や汁物の調理にも使えますので、色々試してみたくなりました。
片付けをしていて驚いたのが、鍋は軽くスポンジで水洗いするだけで汚れが落ちたこと。後片付けの煩わしさがないので気軽に使えます。
強いて気をつけるところを挙げるならば、底に敷く煉瓦や耐熱テーブルなどを用意しないと、置いている台の素材によっては熱で溶けたりする可能性があるので要注意です(今回はひっくり返した鉄製のスキレットに載せました)。
燃料は、新聞紙以外に、牛乳パックを使うこともできるそうです。
普段から使っておくことで、万が一のときに防災グッズとして焦らず対応できます。次のアウトドアのお供に連れて行って実際に使ってみてはいかがでしょうか。
本日はこれまで。それじゃーまた!
今回紹介したレシピ含め、飯盒を使った様々な料理レシピは、動画(公式チャンネル:トッカグンの東京サバイバル)でもご覧いただけます。