まるで“鬼に金棒”のようなルックス……、じつはこれ、れっきとしたペグハンマーです。ガレージブランドの「サンゾクマウンテン(以下、sanzoku mountain)」が手がけるこのペグハンマー、名称は「Json」で、お値段は税抜き7800円。
元々はインスタグラムのダイレクトメッセージで販売しているブランドでしたが、今はオンラインサイトがあり、メールやFAXで直接注文することができます。
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このJsonペグハンマー、無塗装の鉄材を用いて作った100%ハンドメイドの一点モノ。なので、ひとつひとつに個性があり、使うごとに愛着が湧きます。
他のペグハンマーと比べてみました
Jsonの長さは34cmほど。スノーピーク(snow peak)の「ペグハンマー PRO.C」、コールマン(Coleman)の「ペグハンマー」よりも、やや長いつくりです。
写真は本誌2018年9月号の付録、ミニ・シェラカップと並べた状態。その大きさがよくわかります。
ウルトラヘビー……でも、その分、扱いやすい
重量は1450g。スノーピーク・ペグハンマー PRO.Cが670g、コールマン・ペグハンマーが約560gからしてみると、ずっしりして重いのがわかります。
重い分、一撃のインパクトは絶大で、固い地面でもペグがぐんぐん刺さります。ですが、ひ弱なペグだとハンマーの衝撃に勝てず、曲がってしまうことも。プラスチックペグなんてもってのほか。Jsonの使用には、鋳造製のペグ(長め)を推奨します。
グリップ力は高めです
これだけ重いと扱いづらいのでは……と思うかもしれませんが、答えはノー。グリップ部の“金棒”のような仕掛けがグリップ力を高め、手にしっかりホールドできます。がっちり持って、ヘッドの重さを利用して振り下ろす。Jsonの正しい使い方だと思います。
強靭なペグ抜きも付いているので、地面に深く刺さったペグもすいすい抜ける。このペグ抜き部分は、sanzoku mountainの他製品でハンガーとしても使われており、見る人が見れば「お、sanzoku mountain!」と、ひと目でわかるシロモノ。ブランドのアクセントキーです。
ヘッド部は写真の四角形、丸型、六角形から選べます。四角形は立てたときの安定が抜群です。
このユニークなペグハンマーを開発するsanzoku mountainでは、焚き火台や焚き火・ランタンハンガー、焚き火テーブルなどを販売しています。無骨なルックスと、使い勝手の良さで人気を博し、インスタグラマーを中心に愛用者が増え続けています。気になる人はインスタグラムのハッシュタグ「#sanzokumountain」「#山賊山」で検索してみましょう。sanzoku mountainのギアを使った、素敵なキャンプ写真を見ることができますよ。
sanzoku mountain 公式サイト : http://www.sanzokumountain.com/
※サイトにアクセスすると、自動で音楽(BGM)が流れます。
@sanzokumountain Instagram : https://www.instagram.com/sanzokumountain/
※構成・写真・買った人/早坂英之