今回はしっかり道具の説明します! ファーストエイドや補修道具編
あまり人のファーストエイドの中身って見た事がありません。僕の場合、健康優良児だったこともあって、持病無しです。
しかも、目がいいので眼鏡もコンタクトもしていません。
ということもあり、僕のファーストエイドの中に、飲み薬は入っていません。入っているのは水を飲める水に変える錠剤です。
1粒で1Lを浄化できます。綺麗な水ならこれでOK!綺麗な水場ではこれを使います。
基本的に、僕は、ばんそうこうしか持ちません。大きな切り傷を考え無菌ガーゼと三角巾(綺麗な水で傷口を洗います)。他のハイカーが出血の多い傷を負った場合に備えて、止血用の薄いビニール手袋。(血液に直接触れると感染症にかかる恐れがあるので)
他には、個人的に使用するオールマイティな手作り軟膏、天然ミントの虫よけです。僕の場合、お医者さんが治療しやすいように応急処置だけを考えてのセレクトです。
補修用具については、靴ひもの予備、テントの補修用具、ダクトテープです。でも大体使うのは靴ひもとダクトテープだけです。
ダクトテープは、アメリカのハイカーが必ず持っています。靴のソールが剥がれたら、ぐるぐる巻きで応急処置。テントやダウンの穴もダクトテープでふさぎます。
中には、ばんそうこの代わりに使うハイカーもいますし、マジックで書いて看板に張り付けてメモ変わりなどにも使ったりと万能なテープです。
僕のトレイルには欠かせ無いアイテムです!
そして今回もフッ素入り虫歯ジェルです。治療を始めて1年半経ちますが、徐々に治療も進みだいぶ良くなってきました。今回も出発前にしっかり仮歯を入れてもらいました。どうやら、原因はトレイルでの食事の回数のようです。詳しくはお話しませんが、今回もアメリカのキシリトールのガムを食後に使用し、夜には虫歯ジェルを使いたいと考えています。このジェルのいいところは、歯ブラシに付けてブラッシングして終わったら飲み込める製品です。これならトレイルでも使いやすいと重宝しています。
そして今回も、DHCのサプリメントです。虫歯と食事を意識するようになって2年。確実にトレイル後の体調は改善しています。僕の場合、運動で失われやすい、ビタミン・ミネラル・カルシュウムを中心に摂取します。トレイルでは、栄養バランスの良いドライフードは高額なので中々毎日食べるわけにはいきません。
そこで補助食品であるサプリメントを使用します。プロテインはなるべく食料から摂るようにして、ナッツやサラミ、チーズなど色々と組み併せて1日100gを目標にしています。ビーフジャーキーで摂れればいいのですが、100gだと高額です。(中々重いので1日100gは厳しいのですけどね!)
毎年、1年で2ヶ月は偏った過酷な生活をしていますので、しっかり気を付けていかないと、長くトレイルを歩けませんからね!
いままでおろそかにしていた分、これからはしっかりと考えて注意しないといけませんね。
歩く以外にも、色々と勉強しなくてはなりませんね。トレイルを歩くことは、生きる総合力に繋がるのかもしれませんね!
【Profile】斉藤正史
山形県在住
LONG TRAIL HIKER
NPO法人山形ロングトレイル理事
トレイルカルチャー普及のため国内外のトレイルを歩き、山形にトレイルを作る活動を行う。
ブログ http://longtrailhikermasa.blog.fc2.com/
山形ロングトレイル https://www.facebook.com/yamagatalongtrail