釣りや山菜採りに行くときに、河原や草地で昼食をとりますが、弁当やカップを載せる小さなテーブルがあると気分がずいぶん違います。
テーブルひとつで、「食餌」が食事になり、空腹を満たすから昼食を楽しむに変わるから不思議です。
なにより石や砂地で安定し、湯沸かしや調理が楽になります。
とはいうものの、重い木製や金属製の台をデイパックに入れて行く気はしません。
そう考えた人間がいて、新しい素材を使って超軽量のテーブルをデザインしました。
ウルトラライト素材といえば、ハードウェアでは「チタン合金」と「カーボン」になりますが、まさにそのふたつで作った、わずか170gのミニテーブルがこちら。
テントでも使えますし、アルコールストーブ派なら、コンロの台にもなります。
サイズは23.5cm×12.5cmで、高さは5cm。
軽量素材「タイベック」の収納袋付きで¥11,800。
「moonlight gear」のサイトで輸入していますが、生産量が少ないようで、入荷するとすぐ売り切れになります。
◎問い合わせ
http://moonlight-gear.com/?pid=57606874
収納袋まで軽量化に気をつかっています。袋の素材は、ウルトラライト界でよく使用される「タイベック」製(化学物質やウイルスの防護服で有名。軽く水に強い素材)。
アウトドア用品は、コンロもケトルも、チタンが大流行。ただし価格は高価。
キホアル中村/中村滋1944年、東京都生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長を歴任。現在、シニアのためのウエブマガジン「Cool Senior Magazine」編集。NPO法人むしむし探し隊会長。財団法人植村記念財団理事。
http://www.csmagazine.jp/