今回はしっかり道具の説明します! あると便利なもの編
おおよその道具が決まると、細かい道具のセレクトに入ります。
今回は、アリゾナトレイル協会のストアからガイドブックとアリゾナトレイルのハイカーだと一見して分かるようにバンダナを購入しました。
アリゾナトレイルの場合、トレイルの会員になるとIDが与えられます。そのIDを取得すると、ウォーターレポート(その年の水場の状況のレポート)やGPSデータなど取得も出来るようになります。
僕の場合、紙に印刷して持参し、電子データはバックアップ用として使用します。色々な局面でスマートフォンを使用しますので、基本的に紙をベースにして電池の節約も兼ねています。
長い間自然の中で生活をしますので、必ずバックアップを考えて準備するのが僕のスタイルです。
エイアンドエフ シャベル DAC The Deuce of spades
昨年から使い始めたシャベルです。普段はコフランのプラスチック製のシャベルを使っているのですが、今回は乾燥地帯での使用が多くなることを予測しDACのシャベルをセレクトしました。スチール製なら経年劣化も気にせず壊れることがないので安心です。
アウトドアリサーチ フレックステック2ゲイター
10月のアリゾナ州の雨は平均すると2.6日です。また、北から南を目指すサウスバウンドで歩きますので、気候もどんどん温暖になっていく事を予測して、前回に引き続き
アウトドアリサーチのフレックステック2をセレクトしました。履きやすく温暖な気候ではショートタイプのゲーターが使いやすいと考えました。
エイアンドエフ エマージェンシーホイッスル
ちょうどエマージンシ―ホイッスルを無くしてしまったので、今回新調しました。アリゾナトレイルは4つ足の肉食獣も生息しています。動物に人間がいる事を知らせて近づかせないためにも、テント地を見つけた時、寝る前の2度毎日必ず吹きます。もちろんトレイルを歩いていて遠めに野生動物を見かけた時にも使用しますので、軽くて邪魔にならない場所に付けられれるこのタイプのホイッスルがベストです。
キットナイフ 参考品
6月に山形県寒河江市で開催されたさがえのあそびでアルコールストーブ作りの先生をした時に、同じブースでナイフ作りも開催されていました。その時にキットを購入させていただき、自宅に帰ってから作ったナイフです。
切れ味も良く軽量なので今回トレイルに持参してみます。2019年も寒河江市でさがえのあそびが開催されますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
※参考 2018年度 (寒河江市)
http://sagae-kanko.com/log/?l=453991
フォックスファイヤー マルチマッフル
昨年のビバルマントラックから引き続きの使用になります。乾燥地帯でのマスク代りや日焼け防止対策など色々と活躍してくれそうです。日差しの強いエリアでは欠かせませんね!
カシオ F-84W-1
今回も予算がなく、前回使用したいわゆるチープカシオの時計です。間違ってポケットに入れたまま洗濯してしまったのですが問題なく動いています。
とりあえず、アラームがなれば問題なしです。機能が少ない分壊れることもありませんしね。
ようやく一通り持っていく道具が決まりました。しかし、歩き始めて1週間くらいは現地の状況に併せて道具の追加や入れ替えなどもあります。自然が相手なのでこれで終わりがないのがトレイルの準備かもしれませんね!
飛行機に乗ってしまえば諦めがつくのですけどね。
【Profile】斉藤正史
山形県在住
LONG TRAIL HIKER
NPO法人山形ロングトレイル理事
トレイルカルチャー普及のため国内外のトレイルを歩き、山形にトレイルを作る活動を行う。
ブログ http://longtrailhikermasa.blog.fc2.com/
山形ロングトレイル https://www.facebook.com/yamagatalongtrail