こんにちは、子連れライター渡部郁子です。
取材時も打ち合わせの時も登山の際にも、子どもと一緒に行動しています。息子は3歳になり、しっかり歩けるようになってきたので、そろそろ一緒に山を歩きたい。でも山に行けばどんぐりに夢中になり、座り込んでアリを観察し、かと思うとすぐに飽きて、少しも歩かないうちに「抱っこー」と言います。長距離を歩けるようになるにはまだ時間がかかりそう。ということで、なるべく高低差がなく、距離も短めの「青梅丘陵ハイキングコース」に行ってきました。青梅丘陵ハイキングコースは、JR青梅線の青梅駅から軍畑駅までの区間を歩くことができる気持ちのよい林間コース。体力に合わせて1時間~4時間までさまざまな山歩きを楽しめるのが魅力です。特に、青梅駅から宮ノ平駅までの区間は、見晴らしのよい休憩スペースが多く作られているのでおすすめです。しかも、ハイキングコースのすぐそばに子ども向けアスレチックや鉄道公園など子どもが喜ぶポイント満載です。
◎まずは金刀比羅神社をめざす
今回は、青梅駅から徒歩15分の永山公園を起点に、山あるきをスタート。
永山公園の駐車場から舗装された坂道を登っていくと、左手に永山公園の広大な運動場が見えてきます。これを越えて「風の子太陽の子広場」行きの分岐が見えるころには、すっかり森の中。ときおり遠くに電車の走る音を聞きながら、山道を進みます。すぐに神社の社殿が見えてきます。せっかくだから神社をお参りして表参道から鳥居をくぐると、眼前に青梅の街並みが広がります。景色を楽しんだら、本格的に山あるき開始。今回はこの先まで進んで引き返すコースなので、子どもがぐずるようならここで引き返したっていいと思います。子どもと一緒の山あるきは物足りないぐらいがちょうどいい。