オタマジャクシのような形の黒いスプーン。実はコーヒーの空き缶から作ったものです。大きなものから小さなものまでサイズは自由自在。手作りの風合いを活かした素朴なカトラリーは、口に運ぶと、不思議と東南アジアの情景が浮かんできます。魔法のスプーン、作ってみませんか?
【材料】

(右上)約15×15㎝の板は厚さ2㎝。木の種類はどんなものでも構わないが、クリなどの柔らかいものが削りやすくてベター。(右下)スチール缶は、缶コーヒーの大きさが扱いやすい。作りたいスプーンの数と同じ本数を用意する。(左)クラフト厚紙はA4サイズがあれば十分。
【道具】

(上)金づちは熱したスチール缶を叩く際に使う。細部の形を整えやすいよう、ヘッド部分の小さいものを選んだ。なければ普通の大きさでOK。(中)ヤスリはスチールをけずるので、金属のものを使用。(下)スチール缶を切る万能バサミ。ホームセンターで手に入る。
【作り方】
1.缶を切る
上ぶたのすぐ下に万能バサミを入れ、切り取る。写真のように縦に切り進め、最後に底面を切り取る。側面の長方形の部分のみを利用するので、上ぶたと底面はゴミ箱へ。断面で手を切りやすいので注意。
2.型を作る
クラフト厚紙に鉛筆でスプーンの型紙を描く。作りたいサイズに描き、物を乗せる皿状の部分は右のように円形にする。1の缶を平らに伸ばし、その上にスプーンの型紙を置き、油性ペンでなぞる。
板を彫刻刀(大きい丸刀)で彫り、スプーンの皿状の部分を形作る台を作成する。直径6㎝ほどで、クレーターのような円形に彫る。そのあとヤスリ(60番)でけば立ちや彫りあとの凹凸をなくす。