季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「山椒の葉とアサリのしゃぶしゃぶ」
春になると、山椒の枝先に新芽が芽吹き、初夏には丸まるとした若草色の実をつけます。秋になるとその実が真っ赤に熟し、香辛料になります。
山椒はユズと並んで日本の二大香辛料といわれ、昔から日本の食卓に欠かせない素材なのです。
若芽から実を枯らすまで成長しながら利用できるので、一家に一本植えてみるのもいいですね。
今回はそんな山椒の若芽をたっぷり使った、香り高いしゃぶしゃぶです。ちょっと大人味ですが、アサリの出汁と一緒に、旬を味わってください。
材料は2人分です
アサリ 100〜150g
豚肉 200gくらい
山椒の葉 好きなだけ!
昆布 5cmくらい
酒 50cc
塩 適量
水 適量
作り方
鍋に昆布と水を入れ、30分ほどおきます。
お酒とアサリを加えて火にかけ、アサリが開いたら塩で味付けます。
山椒をたっぷり入れます。
豚をしゃぶしゃぶして召し上がれ!
仕上げにうどんを入れても美味しいですよ。
ペットボトルに昆布と水を入れて持って行くと出汁をとる手間が省けます。
塩の量はアサリが開いたあとの味をみて決めましょう。今回は小さじ1/2。おつゆの味で食べるので、少し濃いめです。薄めに仕上げて、各自で塩をかけながら食べるのもありです。
華表由夏(とりい ゆか)
青森生まれ、東京育ちの35歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。