季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「実山椒と新ショウガの白い麻婆豆腐」
先週、下ごしらえしておいた実山椒(茹でてアクを抜いたもの)。オイル漬けして残った分は、そのまま冷凍して風味を閉じ込めておきました。今回はそれを使って麻婆豆腐を作ります。
麻婆豆腐といえば、もうひとつ欠かせないのがショウガ! 辛味が少なく食べやすい新ショウガをたっぷり加えることで、スッキリした辛さに。この香りだけでも、ごはんが進みますよ!
材料
実山椒 大さじ1※下処理したもの
ニンニク 1片
新ショウガ 1片 ヒネでもオーケー
長ネギ 1本
サラダ油 大さじ1
豚肉粗挽き 200g*普通の豚挽肉や鶏挽肉でもオーケー
塩 ひとつまみ
酒 大さじ1
水 200cc
鶏ガラスープの素 大さじ1/2
木綿豆腐 1丁
水溶き片栗粉(片栗粉 大さじ1と水大さじ2を合わせたもの)
ゴマ油 大さじ1/2
作り方
スキレットにサラダ油大さじ1を入れ、みじん切りしたニンニクと新ショウガ、粗みじんした実山椒と長ネギを入れてから火をつけて、中火で炒める。いい香りがしてきたら豚肉を加え、塩ひとつまみも入れて下味をつける。
豚肉の色が変わってきたら、酒と水と鶏ガラスープの素を入れて、ひと煮たちさせる。
豆腐(キッチンペーパーで包むか、2〜3分茹でて水切りしたもの)を入れて、大きめに崩す。
豆腐が温まったら火を止めて、水溶き片栗粉を入れる。軽く混ぜてから火をつけて、フツフツ煮立った状態を保ちながら、艶が出てくるまで混ぜながら1分くらい加熱する。火を止めて、ゴマ油を香りづけに垂らしてできあがり。
初夏の薬味たっぷりの、爽やかな辛さの麻婆豆腐です。暑い夏だからこそ、体をポカポカに温める食材を食べて、元気パワーをいただきましょう!
華表由夏(とりい ゆか)
青森生まれ、東京育ちの35歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
撮影/西山輝彦