万が一ライフラインが止まったとしても使えるのが「オイル無しのライター」。使うときは本体先端に真鍮の棒を付け、その先にフリントを装着し布やすりで削ってカスを作る。勢いよくこすって大きな火花を散らし、ティッシュに着火。ガスやオイルがなくても着火できる道具です。考案者の長谷部さんが試行錯誤すること7回。改良に改良を重ねてできたファイヤースターターは、本体の中に着火用の素材をすべて収納できるコンパクトなもの。災害に備えて作ってみてはいかがでしょうか?
【材料】
【道具】
【作り方】
1.真鍮の棒を切る
真鍮の棒を30㎜の長さに切る。作業台の上で、金のこぎりを使って切っていく。けが防止のため、棒を支える手にはグローブを着用すること。
2.棒に穴をあけばり を取る
電動ドリルに2.4㎜の刃をつけ、真鍮の棒の断面中心に穴をあける。穴は図のように約2㎜の深さに。棒の下部はペンチでしっかりはさんで固定する。
穴をあけた真鍮の棒のばりを取る。目の細かい金やすりを使うと作業しやすい。上の工程に引き続き、ペンチでしっかり固定しながら削っていく。