東和コーポレーションが2019年11月18日に発売したゴム手袋が、アウトドア界隈でにわかに注目を集めています。同社はゴム手袋、塩ビ手袋の総合メーカー。土木、建築、運送などの世界でよく知られている存在です。その東和コーポレーションが、新ブランド「WOMB(ウーム)」の第一弾として、「WOMB-MF2」を発売しました。なぜこの製品が注目されているのか…。その答えはWOMB-MF2に詰め込まれた“技術的な仕掛け”にありました。
滑らず、装着感も良好。そして蒸れにくい
本製品をBE-PALスタッフ・早坂が購入。実際にアウトドアシーンで着用してみました。サイズはM、L、LLの3展開。カラーは2色で、価格はオープン(Amazonでは700円台・2019年12/3調べ)となっています。
WOMB-MF2には、東和コーポレーション独自の特殊スベリ止め技術「マイクロフィニッシュ」加工が施されており、ハードな環境下でも確かなグリップ力を発揮。ゆえに、プロフェッショナルな現場でも支持されています。このグリップ力がキャンプ時の設営シーンでもいかんなく発揮され、ペグハンマーや手斧(アックス)がすっぽ抜けることがなく、とても安心です。実際にテントやタープを設営したときにも重宝しました。当たり前ですが、荷物を積んだりおろしたりしたときにも◎。
手袋の可動部には極細繊細のマイクロファイバー糸を使用しており、指の繊細な動きや感覚を重視しています。このマイクロファイバー糸は吸水性にも優れていて、汗によるベタ付きを低減。長時間使用してみてもまとわりつく感じがしません。
ゴム手袋にありがちな窮屈な装着感は感じられず、手の甲の生地が柔らかくて手にはめたときの装着感がすこぶる良好です。
滑らず、装着感も良好。そして蒸れにくい。アウトドアブランドの本格的なグローブと比べると劣りますが、キャンプはもちろん、ちょっとした登山やハイキングなどにも使えそうです。
東和コーポレーション:
https://www.towaco.co.jp/
※構成、文、写真、買った人/早坂英之