季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「キャンプで揚げ物!メスティンでオイルフォンデュ」
旅先での思い出の料理、皆さんそれぞれにあると思います。帰ってからも、おうちで作ってみたり。旅行は行って終わりではなく、振り返れることも楽しみのひとつですね。
オイルフォンデュは、私にとって思い出深い料理。
10年以上前になるのですが、憧れのスイスへ行くことが出来ました。その頃、チーズフォンデュは日本でもなじみ深いものになっていたのですが、実はスイスでは「オイルフォンデュ」が名物料理。
旅=ご飯、といっても過言ではない私なので、初めてのオイルフォンデュをとても楽しみにしていたのですが・・・ちょっとしたトラブルが起こり、予約していたお店で食べられなかったのです!!!
帰国後も、食べてみたい気持ちが抑えられず、試してみたら想像していたよりも、あっさりしていて驚きました。フライや天ぷらと違い、衣をつけないので油を吸収する量が少ないようです。
今回は鍋ではなくメスティンを使って作ります。手間もかからないので、キャンプ場でも作りやすい。外だと油はねも気にならないので、おうちで揚げるよりいいかもしれません!
あまったオイルは、アヒージョにして楽しみましょう。油の処理もしなくていいので、二度おいしいですよ!
材料
オリーブオイル 適量
お肉、エビ、野菜などお好きなもの食べたい量
冷凍たこ焼き
アヒージョ用
ニンニク ひとかけ
塩
バケット
ディップ
・スイートチリソース+マヨネーズ
・パセリ+ピクルス+オリーブオイル+塩適宜
作り方
野菜は食べやすい大きさにカットし、竹串をさしておきます。
お肉は火が通りやすいように薄切り肉を用意し、キノコに巻きました。食材に水気があるときは、しっかり拭いておきましょう。
ソースはそれぞれ合わせておきます。パセリとピクルスはみじん切りにして合わせてくださいね。
メスティンにオリーブオイルを入れ、180度くらいまで熱したら、早速揚げていきます。
具材を入れるとカサが増すので、オイルの量はちょっと少ないかな?くらいの量にしておきましょう。足りなくなったら足せばオーケーです!
揚がったら、お好みの味付けで召し上がれ!塩だけでも美味しいですよ。
どんどん食べたいときには、そのまま食べられる食材を使うのがおすすめです。野菜以外ですとソーセージや、さつま揚げなど。
あまったオイルと材料はアヒージョにしちゃいましょう。ニンニクと塩を入れたオイルで煮たら出来上がりです。
それでも余ってしまった場合には、パスタソースにしても美味しく食べられます。
材料をカットするだけで用意できるオイルフォンデュ。見た目も華やかなので、これからの時期にもぴったりです。
油はね防止のために、食材の水気はしっかり切るのがポイント。また縁が大変あつくなるので、お子さまと一緒の時には気をつけてくださいね。いつかスイスでリベンジしたいと思います!
撮影/西山輝彦