キャンプでも焦げ付かない!スキレットで、丸ごとカマンベールのチーズフォンデュ
なんとなくご馳走のイメージのあるチーズフォンデュですが、ヨーロッパでは家庭料理のひとつ。日本でいえばお鍋のような存在です。いろとりどりな具材が並び、華やかな見た目の日本のものに比べ、ヨーロッパではパンやジャガイモだけの素朴なものをよく見かけました。意外で美味しかったのがピクルス!チーズにピクルスの酸味がぴったり。おすすめです。
諸説ありますが、農民が古くなったチーズを溶かし、固くなったパンをつけて食べたのがはじまりだとか。古くなったものを美味しく食べる工夫から出来た料理なんですね。
はじめてチーズフォンデュを食べた日には、悲しい思い出が・・・。
「アルプスの少女ハイジ」で、チーズを溶かして食べる風景に憧れていた私。楽しみにしていたのですが、チーズの風味が強すぎて、あまり食べられなかったのです!それはそれは悲しかった・・・。まだ子どもだった私には、日本のものに比べて風味の強いヨーロッパのチーズは刺激が強かったのですね。食べ物の思い出は忘れないものです。
キャンプでも人気のカマンベールを使ったチーズフォンデュですが、お鍋やホイルにこびりつくと洗い物が大変!牛乳を少し入れるだけで、焦げ付きをおさえられます。それでは作り方です!
材料
カマンベールチーズ ひとつ
牛乳50~100ccくらい
チーズにつけたいもの好きなだけ
・ソーセージや好きな野菜
・ピクルス
・パンなど
野菜やパンを一口大にカットする。火の通りにくいものは、先に火を通しておきましょう。ブロッコリーは大さじ1の水と一緒に蒸し焼きにすると美味しいですよ!
ここがポイント!
カマンベールチーズを入れたシェラカップに牛乳を注ぐ。チーズの表面が顔を出す程度。
チーズが溶けるまで、蓋をして蒸し焼きにします。
チーズが溶けたら召し上がれ!
牛乳を入れることで、底が焦げにくくなるので洗い物も楽ちんです。大人だけの場合は、白ワインでも美味しいですよ!シェラカップは熱くなるので気を付けてくださいね。
撮影/西山輝彦