今年も豊作の焚き火ギアを厳選紹介
昨年はガレージブランドを中心に幅広い焚き火ギアが登場。個性だけでなく他商品と併用できたり、炎がきれいに見える構図だったりと、多くの焚き火ファンを魅了してきました。2020年春夏も、注目したいアイテムが盛りだくさん! その中から、厳選して5点を紹介します。
テンマクデザイン「焚き火グリル“とん火”」
沖縄で活動するシーカヤックガイド・仲村忠明さんの自作焚き火台を製品化した焚き火グリル“とん火”。一度廃盤になった製品ですが、今年の1月に再販することが決定しました!
仕様は少し変更。脚部の改良により安定性が増し、組み立て後の移動が楽に。炉部には両サイドに加えて背面にもう1枚の金属板を加えることにより、空気の回りがよくなり、燃焼効率も格段にアップ。収納時には別売りのキングトングとジェットストローがしっかり入るので、テンマクデザインファンはぜひとも使いたいですね。
「焚き火グリル“とん火”」
価格:1万2800円+税
使用サイズ(約):幅42×奥行き40.5×高さ54cm
収納サイズ(約):幅42×奥行き31×高さ3.5cm
重量(約):4.81kg
耐荷重(約):15kg
テンマクデザインの公式ページはこちら
https://www.tent-mark.com
クイックキャンプ×尾上製作所「囲炉裏テーブル」と「焚き火スタンド」
洗練されたデザインとお手頃な価格で定評があるクイックキャンプと、鉄素材をふんだんに使い武骨なギアを続々と排出する尾上製作所のコラボ製品第2&3弾。こちらは今年の2月から発売されます。
囲炉裏テーブルは、尾上製作所の定番「マルチファイアテーブル」を改良したもので、従来品の天板はパンチング加工でしたがこちらはメッシュ加工を施しています。これはコラボ第1弾に発売したアイアンテーブルのデザインと合わせたかたち。
焚き火テーブルは、火がついている焚き火台の上に構えても問題なく使える丈夫な仕様。ケトルやダッチオーブンを乗せて、調理や湯沸かしもできちゃいます。単体で使うこともできるほか、囲炉裏テーブルを1枚脚の間に入れればシェルフとしても使用可! 汎用性の高さに脱帽です。
※写真はイメージです。焚き火をする際は、周りの環境や状況に応じて、防火対策を施したうえで行いましょう
「囲炉裏テーブル」
価格:オープン価格
サイズ(約):幅83×奥行き17×高さ27cm
重量(約):2.8kg
耐荷重(約):20kg
「焚き火スタンド」
価格:オープン価格
サイズ(約):幅90×奥行き22×高さ45cm
重量(約):3.1kg
耐荷重(約):20kg
クイックキャンプの公式ページはこちら
https://quickcamp.jp
尾上製作所の公式ページはこちら
http://shop.onoess.co.jp/shopbrand/002/X/
スノーピーク「焚火台SR」
スノーピークの焚火台は、1996年に誕生して以来多くのキャンパーに焚き火の魅力を伝えてきたド定番のギア。今年は、ついにこのジャンルに新しい焚き火台が仲間入りします。それがこの「焚火台SR」。
特徴は3段構成の本体。中段に薪を入れる台、下段に灰受けとなるベースプレート、さらに上段に別売りの「グリルプレートハーフ深型」や「焼き網ステンレスハーフPro.」などを載せられるグリルブリッジが搭載されています。ソロキャンパーに向けた幅広い焚き火の楽しみを提供してくれます。
「焚火台SR」
価格:1万3000円+税
使用サイズ(約):幅48×奥行き26.5×高さ39cm
収納サイズ(約):幅43.8×奥行き26.5×高さ6cm
スノーピークの公式ページはこちら
https://www.snowpeak.co.jp
ユニフレーム「ファイアグリルsolo」
ユニフレーム製品を知っている人なら、「ん? これって定番の焚き火台では?」と思う人もいるでしょう。なんと、あのファイアグリルシリーズでもっとも小さいソロ向けの焚き火台が登場するんです!
収納すると約幅21×奥行き21×高さ6cmと非常にコンパクトに。付属の焼き網は、同ブランドの「ネイチャーストーブ焼網SUS210」と同じです。昨年大好評だった「薪グリルsolo」と合わせて使い、ソロキャンプをもっと楽しんでみては?
ユニフレームの公式ページはこちら
https://www.uniflame.co.jp
ロゴス「eco-logosave アイアンウッドグリル/80XL」
ロゴスが今年発売するBBQグリルは、現代の日本人の“スタイル”に合わせて作られたところがポイント。スタイルとはどういうことかというと、一般的なグリルは調理する焼き網までの地面高が70cmに対し、同製品は80cmと高めに設定されています。これは日本人の平均身長が上がったことが理由とのことですが、果たして使い心地はいかに……!
グリル下に木製天板を入れて、ジャグや調理道具を置けるようになり、スペースを活用しているのも魅力。BBQスタイルが、さらにおしゃれかつ便利になりそうです。
ロゴスの公式ページはこちら
http://www.logos.ne.jp
このほかにも、たくさんの焚き火&BBQギアが今年に発売されます。店頭に登場するまでお楽しみに!
※掲載されているものは、多少仕様の変更がある可能性があります。
取材・撮影/小川迪裕