軽キャンピングカーで、地球半周中です。稚内からロシアへ渡り、モンゴルで道草してから中央アジアへ。イラン、ヨーロッパを抜けてアフリカに上陸。西アフリカのプチ地獄をくぐり抜けて、南アフリカの喜望峰にゴールイン。現在は、日本に向かって爆走中!
世界で3番目に深い湖のキャンプ場(1,820円)
世界で3番目に深いBunyonyi湖のキャンプ場は、眺めの良い湖畔。Bunyonyiとは「小鳥の園」という意味です。のどかなところです。
湖には、ワニもカバも魚もいません。焼くと美味しいクレイフィッシュのみ。
湖に沿って、ドライブしました。ガードレールのない一本道は、軽自動車が踊る凸凹道です。
ブタに癒されます。お目目が小さい〜。
日が暮れたジャングルって、蒼くてロマンチック。
裸族が太鼓でも叩いて踊っていそうな雰囲気ですが、みなさん、Tシャツとジーンズで携帯でおしゃべりしています。残念ながらシティボーイです。
ゾウを見下ろすキャンプ場(Elephant HAB Lodge/2,200円)
国立公園を見下ろすキャンプ場は、高台の上。
車はジャックフルーツの木の下に。でかっ!
公園を見下ろすと、ゾウがいた!
猿が通りがかります。
ゴリラを探してジャングルへ
ゴリラを探して、地図を見ながら適当にジャングルに突入しました。
ところが、雨がシャレにならないくらい強くなってきて、ドロドロ道路に四苦八苦。
濁流に押し流されそうになったので、撤退します。なんとか舗装道路まで逃げたものの、橋の上にもあふれんばかりのフレッシュな泥と岩。ついさっきまで橋の上が洪水だったようで、タイミングが悪ければ押し流されていたかも。
ゴリラの山は、軽自動車には難しいみたい。
運良くキャンセルチケットを発見!
町へ出て、ゴリラ見学チケットを探しました。
ゴリラ代は、定価制でひとり600US$。聞いてはいたけれど、高っ!なんとか安くならないものかとカフェで家族会議をしていたら、壁の張り紙に『キャンセルチケット450US$! 2割5分引き』。ラッキー!
ゴリラはジャングルのなか
ブウィンディ国立公園のRushagaゲートまでの悪路は、チャーターしたタクシーで。名もなき村の畑の横から歩き始めます。
やがて木々が生い茂る急斜面を滑り落ちるようにくだり、実際に同行のドイツ人が滑り落ち、別のドイツ人が転がってズボンが破け、さらに別のドイツ人が川に落ちるという、まさに大自然。
薮を突き進むと、藪から棒にゴリラ。
普通に立っていました。
ほかのゴリラは、休みなくその辺の草だか葉だか茎を食べていて、人間には関心がないようです。ボクがその隣で弁当を食べたとしても、怒られない感じ。
帰り道は、スコール。
ジャングルの雨は死ぬほど辛かったけれど、ゴリラはどうしていたんだろう?
赤道の猿は怖い
ウガンダは赤道直下です。
赤道を示すモニュメントは観光ポイントのひとつですが、残念ながら近寄れません。恐ろしい目つきで“ガン”を飛ばす、動物界の不良がいて。
次号は、ウガンダPart2「キリン、カバ、ワニの3点セット!」をお届けします。
キャサリンヘップバーンやヘミングウェイが泊まった、由緒正しいホテルでキャンピングです。
石澤義裕・祐子
住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。