アウトドアに最適!大型カッターナイフに秘められたポテンシャルとは?
モーラナイフにマルチツールナイフ、アウトドア向けのナイフにも色々あれど、実は「カッターナイフ」がかなり“使える”ってこと、ご存知でしたか?特に大型のものは、事務用だけではない、優れた能力を秘めているんです。
オススメはこの4本!
1956年に初めて「折る刃」式のカッターナイフを世に出したOLFA。その製品を実際にフィールドで使ってみて、自信をもってオススメしたいのはこの4本。
文具店やホームセンターで手に入りやすい上、数百円から高くても2千円程度で買えてしまうリーズナブルさ。軽く、手の小さな女性やお子さんでもラクに持てるグリップなど、かなりいいことずくめ。
黄色いボディの凄いヤツ!手軽な「バナナタイプAL型」
落としても見つけやすい
握りやすく、なだらかな曲線がバナナみたいな「バナナタイプAL型」。約70gと軽量で、カチッとロックできるスライド式の刃が特徴。
OLFAを代表する明るいイエローはフィールドで目立つので、失くしにくいという利点も。最初の1本に!
和の伝統を受け継ぐ「クラフトナイフ34-B型」
木工に、竹細工に
日本古来の切り出し小刀の流れを汲む「クラフトナイフ34-B型」の特徴は、本体に刃を収納できるところ。全長は約17.7cm、刃を収めると約11.5cmと、鞘がない分小さくなり、ポケットに入れて安全に持ち運べます。
オールステンレス製だから錆にも強く、切れなくなったら刃を替えるだけという簡便さ!刃物研ぎが苦手でも、いつでも切れ味鋭いナイフが持てるというもの。
極厚1.2mmの頑丈な刃は、木や竹材の細工に最適。木片からMy箸を削り出したり、竹トンボを作ったり、本格的なクラフトが楽しめる1本です。
イチ押しはこれ!プロユースの「MZ-AL型・ケース付」
ミリタリーライクなケース+替え刃6連発
ブラックボディが渋い本体は、ガラス繊維入りの頑丈なナイロン樹脂製。ワンタッチで刃を出し入れできるスライドレバーはオートロック式です。
カーキグリーンのケースが付属し、収納や持ち運びに便利。
ハードな使用に耐えるナイロンケースは、ベルトに装着できる
ケースの裏側にはループがあり、ベルトに通して装着できる作り。サッと取り出して使えます。
ブッシュクラフトに!
焚き火の着火用に、薪の表面を薄く削ったフェザースティックを作ってみました。どんどん刃を折って使えるところが、カッターナイフの真骨頂です。
本体裏側には大型のネジがあり、スライドオートロックと併せて二段階で刃先を固定するので、より安全に作業できます。
手間なし!裏に替え刃が6枚も入る
「MZ-AL型」の便利ポイントは、本体内部に替え刃が6枚収納可能なこと。使い切ったらその場で刃を替えて、スムーズに作業が続けられます。
一緒に持って行こう!「ポケットポキ」
安全に刃を処理するならこれ!
これこそ隠れた必需品、刃折器の「ポケットポキ」!本体のスリットにカッターの刃を差し込んで、ポキッと折り取る仕組み。
折った刃が出て来ないよう安全カバーをスライドさせ、刃が一杯になったら、「ポケットポキ」ごと捨てられます。
※廃棄する際は、お住まいの自治体のルールに従ってください
2本目に!スタイリッシュなクローム仕上げ「リミテッド08-AL」
輝くボディ、手にしっくりと馴染むラバーグリップを備えた「リミテッド08-AL」は、クールな男前ギアとも好相性。
ボディ後方の穴にロープを通せば、使い勝手も上がります。リフレクトタイプのロープを装着し、暗がりでもライトを反射して見つけやすく工夫してみました。
カッターにも弱点が
カッターナイフには、その便利さと背中合わせの弱点も。バトニングのように、刃先に打撃を与えるような使い方はとても危険!折れて飛んだ刃のかけらで思わぬ怪我をすることも。
また、必要以上に刃を長く出して使うのも、刃が途中で折れやすくなるので避けたいですね。
ナイフを安全に使うために
作業中は、刃の届く範囲に人やペットが居ないことを確認し、保管は小さなお子さんの手の届かない場所に。滑らないよう、刃物を持つ手にはグローブ等をはめず、素手で握るようにしてください。
手軽なカッターナイフ、正しく使えば、フィールドで過ごすひと時がもっと便利に、もっとゆたかになることでしょう!
※左利き用の製品もあります
オルファ株式会社の公式サイトはこちら https://www.olfa.co.jp/index.html