クーラーボックスとして使うだけではもったいない! アイデア次第で街使いもいける!
キャンプやBBQ(バーベキュー)に必要不可欠なクーラーボックス。食材やドリンクを保冷剤と一緒に入れば、冷やしたまま持ち運びができてとても便利です。
この使い方だけで十分便利…なのですが、クーラーボックスはその用途から使用シーンが限られてしまうもの。もし、クーラーボックスが普段使いできるデザインだったら…。今回ご紹介するベアボーンズのクーラーボックス「パスファインダー」は、そんな“普段使いできる”ショルダーバッグのようなクーラーボックスです。
クーラーボックスに見えないのがベアボーンズの「パスファインダー」
ベアボーンズ(Barebones)は2012年にアメリカユタ州ソルトレイクシティーで生まれ、日本に本格上陸したのは2018年春頃と、つい最近になります。発売以来、そのデザイン性の高さから多くのアウトドアズマンに支持されるようになり、一躍注目のブランドとなりました。
上陸した当初こそLEDライト、LEDランタンが中心でしたが、今ではアイテムも増え、食器やカトラリー、スキレット、ダッチオーブン、ナイフ類にガーデニングツールなど、幅広いジャンルの製品を取り扱っています。中でも注目したいのがクーラーボックス。まるでショルダーバッグのような見た目で、ブランドを知らない人が見たらクーラーボックスとはわからない、スタイリッシュな仕上がりになっています。
ベアボーンズのクーラーボックスは5種類の製品があります。そのすべてがソフトクーラーで、ナイロンとポリエステルによる合成繊維のバッグ本体に、抗菌素材のライナーを組み合わせた仕様です。今回紹介するのは10L容量の「パスファインダー(Pathfinder)」。350ml缶が16本程度入るサイズです。
カラーはグレーとブラックの2種類
パスファインダーのカラー展開は、グレーとブラックの2種類。ボディーはポリナイロンで、ハンドルとタグは本革でできています。ワンポイントにレザーを使ったあしらいが、どことなく上質な雰囲気を醸し出します。
持ち運びにちょうど良いサイズなんです
サイズは30.4×20.3×22.8cmと、ショルダーバッグとして持ち運びしやすいサイズ。ショルダーストラップで無理なく持ち運ぶことができます。また、ジッパープルのひとつが栓抜き(ボトルオープナー)になっている点もユニーク。遊びゴコロを感じます。
キャンプ場に向かう途中で買った地ビールや、ジュースのクラシックボトルなど、まだまだ栓抜きを必要とする場面はあります。キンキンに冷えたビールをクーラーから取り出して、すぐにプシュッとできると、とても便利。栓抜き自体にオリジナルの刻印が施されており、見た目にも気分をあげてくれます。
キャンプやBBQほか、運動会やピクニックなどで、お弁当を入れるにも便利なサイズ感。もちろん釣りのお供にも申し分なし。
取り出し口がパカッと広く開く仕様は、荷物の出し入れがとてもスムーズです。大きめのお弁当をそのままスッと入れられる。これが非常に便利。インナーには取り外し可能なライナー付き。中を汚してしまっても、水で洗うことができます。。
底面はセミハード仕上げで、クッション性が高くなっています。荷物を置いたときでも安心の仕様です。デザインがベアボーンズのロゴになっているのもうれしいポイント。見えないところにおしゃれです。
カメラバッグとしても優秀! 普段使いでもいける!
庫内スペースが十分にあって、荷物も取り出しやすい。クッション性もある。それならばと、試しにデジカメとレンズを入れてみたらちょうど良いことが分かりました。
見た目がクーラーバッグぽくないので、街使いとしてもいける。ベアボーンズのパスファインダーは、大事なものを持ち運ぶときに使いたい“マルチ”バッグです。アイデア次第で使い方は無限大。クーラーバッグを探している人はもちろん、カメラバッグや普段使いのショルダーバッグを探している人にもオススメできます。
SPEC:
サイズ:W30.4×D20.3×H22.8cm
容量:10L(350ml缶×16本程度)
付属品:リムーバブルライナー、ショルダーストラップ
素材:ポリナイロン、レザー
取り扱い:エイアンドエフ
パスファインダー – ベアボーンズ・リビング・オフィシャルサイト :
https://barebonesliving.jp/product/camp/detail/20231002/
※構成、文、写真/早坂英之