軽キャンピングカーで、地球半周中です。稚内からロシアへ渡り、モンゴルで道草してから中央アジアへ。イラン、ヨーロッパを抜けてアフリカに上陸。西アフリカのプチ地獄をくぐり抜けて、南アフリカの喜望峰にゴールイン。現在は日本に向かって爆走中!
キャンピングカーを借りて、アイルランド一周。前半戦は、TOYOTAのVOXYを借りて南側を2週間(https://www.bepal.net/cars/camping-vans/84086)。後半戦は、北側をドライブします。
※この記事は2019年9月~11月に取材・撮影しました。
お城クラスのキャンピングカーです。
レンタカー会社は、Bunk Campers。
一番安いRoadieシリーズを予約しましたが、どういうわけか、同じ値段でワンランク上のNomadシリーズを貸してくれました。
11日間で877.7ユーロ。日割り計算すると1日あたり79.7ユーロだから、9,500円。想定外だったのは、LPガス代として45ユーロも取られたこと!
しかも一度パンクしたので、返却時に20ユーロの追加料金!
車種は、Volkswagen の Transporter の T6。屋根が上がるポップアップルーフで、4人も寝られます。
冷蔵庫、キッチン、ふた口のガスコンロ、あちこちに照明と充電用USB。助手席は回転して後ろを向くのが地味に便利!
使い切れないくらいの収納スペース。前回のキャンピングカーですら豪邸だったので、今回はお城!
コンセントを繋げば、暖房も入ります。
終の住処にできそう!
トイレ付きの無料車中泊「WILD CAMPING」を発見!
とうとう、トイレ付きのWILD CAMPINGを見つけました。
しかも最高の絶景、特等席です。幸せ!
ところでアイルランドの羊は、柵がないところを自由にうろついています。食いたいときに食いたいだけ食べて、のんびりと景色を楽しんでいます。家畜だと気づいているんですかね、彼ら?
無料車中泊なら、PUBに泊まるという手もあります!
WILD CAMPINGは、必ずしもワイルドとは限らないです。
PUBの駐車場でも無料で車中泊できました。
写真の奥の白い建物がPUBです。トイレはお店が閉まる深夜1時まで使えます。
タダでトイレを借りるのもなんなんですから、ご挨拶がてらGuinnessビールを1杯。そして、おかわり。Yukoはアイリッシュコーヒー。キャンプ場に泊まるよりもお金がかかるのが、玉に瑕!
キャンプ代8ユーロで、30ユーロ以上のお土産!
Ballymore:Commonshore Farm(1,200円)
農場が経営するキャンプ場を訪ねたら、改装中でお休みでした。
けど、せっかく来たんだから泊まってけ!って。
ほかにお客さんがいないからか、夜は手製のワインをふるまってくれるサービス。翌朝は、たくさんお土産をちょうだいしました。
自家製のぶっといソーセージ、黒い地ビール、乾燥きくらげ、オーガニックなお茶、手製のワイン。
ソーセージは、
フライパンで焼いて、
パンに挟めば、アルゼンチン名物のチョリパンのできあがり。
タダより美味いものはないわけですが、それにしてもアイルランド一のご馳走です!
WILD CAMPINGのトイレの罠!
アイルランド島の最北端に、トイレ付きのWILD CAMPINGを発見!
見晴らしサイコー!
しかも、例によって特等席です。
写真の右の手前の建物がトイレですが、寝るまえに行ったら鍵が締まってました!
ど、どうして?
係員どころか、ほかに宿泊客もいないのに。
超法規的措置として野に放すことにしたのですが、外は台風並みの暴風雨。返り討ちに遭いました。全身ずぶ濡れ!
みなさんも気をつけてくださいね。
ひと言の張り紙もなくスタッフもいないのに、夜中にドアが開かなくなるトイレがあるのです、アイルランドには!
アイルランド一周は、前半1,755km走り、後半は1,948km。合計3,703km。
北海道とほぼ同じ大きさですから、のんびりドライブできます。
ところで、穴のあいたフライパンを買いました。
折りたためます。
これでナニを作ろうかなあ。
次回は、ポルトガル。
アウトドアもそこそこに、移住計画が持ち上がりました!
もし移住できたら、1年中ヨーロッパでキャンピング生活を送れるようになります。
お楽しみに!