季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「焚き火&スキレットで3分で出来る!のびーるポテトサラダ」
山ごはんの定番になってきた乾燥野菜。登山の際には、軽量化のために持っていかれる方も多いですよね。軽いだけではなく、包丁いらず・ゴミも出ない・常温で日持ちする、などキャンプにも適した食材。今回は昔からスーパーにある乾燥ポテトフレークを使って、フランスの家庭料理「アリゴ」をつくりました。
アリゴは、マッシュポテトにチーズを入れたもの。昨年くらいから、日本でもよく見かけるようになってきたのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
もともとはフランスのオーヴェルニュの家庭料理でした。オーヴェルニュはフランスの中央南部に位置し、ミネラルウォーターのボルヴィックの水源がある場所です。なだらかな山並に囲まれた牧草地が広がり、とても気持ちの良いところでした。
今回のレシピは、あっという間に出来上がるのも嬉しいポイントのひとつ。ポテトサラダを生のじゃがいもから作るとなると、茹でる→皮を剥く→潰す、と意外と工程が多く、面倒になることないですか?料理を仕事にしている私でも、面倒に感じることがあります。。。普段は料理をつくるのが好きなほうだと思いますが、なんとなーく作りたくない日だって。そんなときは無理しないで、楽することも大事!お湯があれば、3分で出来上がるので、是非試してみてくださいね。
材料
乾燥ポテトフレーク 40g
牛乳 120cc
熱湯 120cc
ピザ用チーズ 50g
塩 ひとつまみ(1g)
作り方
※火は熾火(おき火=火はあがってないけれど、薪の中が赤くなっている状態。炭でも同様)になってから作りましょう。
牛乳と熱湯を入れたスキレットに、ポテトフレークと塩を入れます。
全体をざっと混ぜます。
チーズを入れたらさらに混ぜて。
馴染んだら完成です。出来立てはチーズがよくのびて楽しい!
スキレットは長時間食材を入れておくのには適していないので、残ってしまったらお皿や保存容器にうつしてくださいね。お好みでガーリックパウダーや胡椒を入れても美味しく食べられます。
撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/