今回は、私がアウトドアで愛用している「ケリーケトル ベースキャンプ (1.6リットル)ステンレス製」をご紹介します。
ケリーケトルとは
ケリーケトルは、アイルランド生まれ。100年以上の歴史を持つアウトドア用のやかんです。本体は二重構造で、外壁と内壁の間に入れた水をあっという間に沸騰させるすぐれものです!
ケリーケトルベースキャンプのここがすごい!
電気もガスもいらない!
アウトドアでお湯がほしい場合、ガスを使用するジェットボイルなどの湯沸かし器か、電源が取れるオートキャンプ場などでは電気ケトルなどの選択肢があります。
でも、アウトドアって「何もない」を味わうのが醍醐味ですよね。電気もガスもない野外で、どうやってお湯を沸かしますか?
そこで、ケリーケトルの出番です!
ケリーケトルには、なんと電源もガスも必要ありません!
燃料は、拾ってきた木片や松ぼっくりなどの自然素材。散歩しながら小枝を拾って、ケリーケトルでお湯を沸かす。楽しみながら自然とともに生きる、そんな理想的な暮らしを実現できるエコなアウトドアアイテムです。
一度に1.6リットルものお湯を沸かすことができるので、5〜6人分の飲み物を用意できますよ。
いつでもどこでも使える
公式サイトにも記載されていますが、ケリーケトルにはステンレス製の他にアルミ製の商品があります。アルミ製のメリットは軽量であること。私の愛用するケリーケトル ベースキャンプ ステンレス製は、とても丈夫で衛生的といったメリットがあります。
サイズは、高さ37.5センチメートル、重さ約1.3キログラム。キャンプだけでなく、釣りや1DAYアウトドアなどにも持ち運びできるサイズ感です。
アウトドアに行けない日々も、ちょっとした庭先などのスペースがあれば、ケリーケトルでアウトドア気分を味わえますね。
焚き火感覚や料理も楽しめる
ケリーケトルは、ファイヤーベースとなる底の部分に、燃料となる木々や松ぼっくりを入れ着火します。本体の中心部は空洞となっており、煙突効果により上昇気流が起こります。
焚き火台に火を起こす時間がない時や手間をかけられない時、このケリーケトルは焚き火代わりにもなります。じっと火を見る時間は、至福のひととき。ほっと一息入れて、明日を生きる活力にしたいものです。
別売の補助器具を使えば、ファイヤーベースにセットして調理もできます。
ケリーケトルの使い方
基本の使い方
使い方はとっても簡単!
水を注ぎ口から入れ、下の受け皿部分(ファイヤーベース)に小枝や松ぼっくりを入れて燃やすだけ!
環境にもやさしく、どこでも楽しめ、焚き火感覚も味わえる!こんなに簡単にお湯を沸かすことができるなら、三方よしのケリーケトルを使わない手はないですね。
湧き水コーヒーやハーブティーでアウトドアを盛り上げる
キャンプや釣りに出かけると、湧水に出会うことがあります。見つけたときは、ぜひ湧水をゲットしてください。汲みたての湧水を自然の燃料で沸かし、挽きたての豆で珈琲をいれる。超贅沢な湧水コーヒーを味わえますよ。
非常時にも使える!
ケリーケトルは、ファイヤーベース内で火をおこすので、雨にも風にも強く、持ち運びも簡単です。電気やガスが不要であることから、災害時や非常時にも使えます。
気をつけること
やけどに注意!
ケリーケトルにはホイッスルキャップが付属しています。公式サイトによると、2019年より、オレンジのキャップからグリーンのホイッスルキャップに仕様が変更されたそうです。ホイッスルキャップは、栓をしたままお湯を沸かすことができ、沸くと音が出るそうですが、キャップをとるときは湯気やお湯が吹き出したりキャップ自体が熱くなっているので、チェーンを引っ張って栓をはずしましょう。
コルクキャップも付属していますが、コルクキャップは栓をしたまま沸かせませんので気をつけてくださいね。お湯が沸騰したら、ハンドルを両手で持って、ファイヤーベースから本体を離します。
接地面にも気を配ろう
ファイヤーベースで火を燃すときは、直火で下の接地面を焦がさないように気をつけたいですね。なるべく、砂地や石などの地面を探し、草地やそのほかの場所では、接地面へのダメージを防ぐようにしましょう。
しばらくしまっていたケリーケトル。少し前に、フリースクールの子どもたちと1DAYキャンプへ出かけたら、ケリーケトルが大活躍。ちょっと肌寒かったので、お湯が沸かせる喜びを感じました。
キャンプでも自宅でも、ぜひケリーケトルで大自然の中にいる感覚を味わってみてはいかがでしょうか。
Kelly Kettle ベースキャンプ 1.6リットル ステンレス製
高さ 37.5cm
幅 18.7cm
重さ 約1280g
材質 ステンレススチール