ナチュラルライフを送る長野修平さんのご自宅の暖房はすべて薪ストーブ。外では始終焚き火を焚いて、それでも足りないときは足元に火鉢を置いて炭を燃やしているそう。 薪は冬場の必需品。近くの公園で伐採されたものや近所で枝打ちしたもの、家屋の解体現場で不要になったものなどをもらってきて、薪割りしては積み上げていく。お父さんの薪割りを横で見ていた朱里ちゃん。長野家の薪ストーブが暖めてくれるのは、カラダだけではないようです。
その1
まずは薪ストーブの準備から
友人からもらった薪ストーブ。使用前と春先、2回は煙突を外して煤払い。朱里ちゃんも「こわいこわい」といいつつも、ストーブに登ってお手伝い。
竹にたわしを取り付けた簡易掃除道具で煙突内をゴシゴシ。いわれなくても灰入れの上で振りながら汚れを落とします。
ストーブに溜まった灰は十能でかき出す。「おみずであらっていい?」「!? ストーブを掃除するときは濡らしちゃだめだよ」
その2
薪を用意する
割った薪を家のなかに運ぶ。「大人がやってることには興味がわくみたいで、何でもやりたがる。時間はかかるけど、一緒にやるようにしてます」
薪の端材やおがくず、枝など。大人にはとるに足りない物でも、子供にとっては立派な遊び道具。放っておけば一日中、夢中!?
薪ストーブの横に薪を積み上げる。「わたしがやるからさわらないで!」一度積み上げた薪を引っ張り出して、再度積み木遊びがはじまることも……。
子供でも割りやすいよう、短く切ったもので薪割りに挑戦。一連の作業を一緒にこなすことで、体で覚え、達成感が得られる。