「自作ギアでキャンプを楽しむ人なんて一部でしょう?」と思った方もいるかもしれませんが、実際にキャンプ場に行ってみたら、その数の多いこと! リアルな声を聞くために、ファニチャー類だけでなく、焚き火台や小物にいたるまで自作orアレンジを楽しんでいる人を突撃取材してきました!
プラモを作るようにキャンプを楽しんでいます
髙見健二さん・安見さん
「昔からプラモデルやおもちゃが好きで、暇さえあればキャンプ道具にくっつけたりして遊んでいます」という健二さんの、少年のような遊び心が随所に垣間見える。

カプセルトイで当てたキノコを内部に仕込んだランタン。LEDが仕込まれておりベニテングダケが夜闇に怪しく光る。

「座り心地がピカイチ」と絶賛するスノーピークのローチェアをカスタマイズ。座面を好みの色に染め、肘掛けには加工した流木を取り付けた。

オートバックスのオリジナルブランド「JACK & MARIE」のコンテナのフタにボードをはめてスツールに。食卓にもちょうどいい。

ソリッドステークのフックを折り曲げ、蚊取り線香立てに。エヴァンゲリオンの「使徒」の顔をデコレーションしている。

横幅が調整できる小型の自作ロストル。スノーピークのソリッドステークの丸穴にパーツが通るよう計算し尽くされている。

「長いテーブルが欲しくて」と自作したテーブル。脚と天板はダボでしっかりと固定できる。
"かわいい"をちりばめてみました!
深澤幹雄さん・築紫さん
キャンプで使う小物を自作するのが趣味という深澤さんご夫婦。キャンプができない雨の週末などを利用し、自分の好きな物を自由に作れる木工教室にふたりで通い詰めているそう。

ビンテージの布をアレンジしてカーテンに。透け感がある素材なので圧迫感がない。

タイル教室にも通う築紫さんの作品。作品を増やし、テーブルをタイルで覆うのが目標なのだそう。

木工教室で作った作品たち。高級家具にも使われるブラックウォールナットなどの木材を使用。

木工教室で作った鍋敷き。4つのパーツはそれぞれ色味の違う異なる木を使うこだわりぶり。

鹿の角をアレンジしたランタンハンガー。昼間はランタンではなく花のリースを飾り付け。

穴が開いて器には使えなくなった端材をライトのシェードに。木の質感が温かみのある光を作る。
ブルーリッジの世界観をイメージしました
後藤浩也さん
かおりさん
年間50泊以上キャンプをするという後藤さんご夫婦。そのほとんどがグループキャンプ。自身でDIYもするが、キャンプ仲間のDIY作品を使うのも楽しみなのだとか。

カーミットチェアの肘掛けをカスタマイズ。脚は純正のエクステンションで伸ばしハイチェアに。

ブルーリッジチェアワークスのアイテムを参考に、ホームセンターの工作室でDIYしたラック。
レザークラフトなら初心者でも簡単ですよ
浅井ヤスさん
サヤコさん
「DIY初心者なんで恥ずかしいです」と謙遜していた浅井さんご夫婦。キャンプ場での、のんびりとした時間にレザークラフトに興じるのが楽しみなのだそう。

鹿の角のランタンハンガーを作る人が急増中!? 角はネット通販で購入できるそう。

OD缶のカバーもレザーで自作。キャップを入れておくホルダーを装備。細かな工夫を施せるのがDIYの醍醐味だ。

スキレットのハンドルやCB缶カバーをレザーで自作。見た目だけでなく使い勝手も向上する。
自作のTシャツで三姉妹おそろいコーデです
山田昌志さん・章記子さん
唯寿妃さん・彩愛さん・桃樺さん
50ccのバイクを自分で組み立てるほどバイク好きな昌志さん。工具の扱いにも慣れており、自宅のガレージでテーブルや小物などをDIYしているそう。Tシャツもオリジナル。

昌志さんの母親の嫁入り道具だった年代ものの長鉈をキャンプで使いやすい長さにカットして長く愛用。

壊れてしまったミニテーブルの天板を木で自作。チャムスのロゴはフリーハンドの手描きだ。
キャンプを盛り上げる楽器も手作りです
藤原英雄さん
カントリー音楽好きがこうじて楽器を作るように。ギターやベース、アンプなども自作。キャンプに持ち込み、集まった皆で音を鳴らして遊ぶのが楽しみなのだとか。

木製のランタンハンガー。万力(クランプ)を取り付け、どこにでも固定できるように工夫。

’90年代にアメリカで流行ったLowebow(ローボウ)を手作り。葉巻の箱で作るのがポイント。
(BE-PAL 2019年10月号より)
※構成/加茂 光 撮影/sumi☆photo 取材協力/ライジングフィールド軽井沢、榛名湖オートキャンプ場