身近な「島」で海辺キャンプ!
大阪や神戸からもアクセスしやすい淡路島は、関西人にとって身近なおでかけスポット。本州とは明石海峡大橋で結ばれており、瀬戸内海最大の面積を誇る島です。都会の近くにありながら自然や温泉が満喫できる場所として、人気を集めています。
今回ご紹介したいのは、そんな淡路島の海辺にたたずむキャンプ場。いつもの日帰りドライブから少しだけ冒険して、淡路島で海辺キャンプを堪能してみませんか?
「First Class Backpackers Inn」(洲本市)
まずご紹介するのが、キャンプ場にレストラン&バーが併設された「First Class Backpackers Inn」、通称「FBI」。
このキャンプ場、とにかく色使いがかわいくてオシャレなんです。
レセプションを兼ねているレストラン&バーをはじめ、炊事場やトイレにまで世界観が徹底されており、こだわりを感じます。
場内には、砂浜にテントを張れる「ビーチエリア」、高台から海を見渡せる「シービューエリア」、そしてキャビンとスタイリングテントを完備。
西側が海に面したロケーションなので、運がよければ息を飲むような美しい夕景に出会えますよ。
近頃、淡路島では夕陽がきれいに見える島の西側にオシャレなカフェが増え続けていますが、ここに勝る景色と雰囲気はないのでは…と密かに思っています。
バーでは自家栽培のミントを使ったモヒートやオリジナルカクテルなども楽しめるので、夜の海を眺めながら、1杯いかがでしょうか?
施設概要
住所:兵庫県洲本市五色町鳥飼浦2359
電話:0799-34-0900(10:00~20:00)
HP:https://fbi-camping.com/awaji/
「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」(南あわじ市)
続いてご紹介するのは、淡路島でトップレベルの規模を誇るキャンプ場「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」。
コテージ36棟、キャンピングトレーラー3台、そして80区画ものオートキャンプサイトが完備された、淡路でも有名なキャンプ場です。
サイトのそばには緑が美しい芝生広場があるなど、広々とした場内はいるだけで開放的な気分になれます。
しかし、じゃのひれアウトドアリゾートで楽しめるのはキャンプだけではありません!
「体験型複合アウトドア施設」として、オリーブの栽培・収穫といった「農業体験」や、SUP・シーカヤックに乗れる「海上散歩体験」など、様々なプログラムが用意されています。
その中でも特に人気を集めているのが「ドルフィンファーム」。キャンプ場内の海に設置された桟橋から、イルカと触れ合うことができるんです。専門のスタッフがしっかり付いてくれるので、初めての方やお子様連れの方でも安心して楽しめますよ。
また、場内には釣り体験のための「フィッシングパーク」もありますが、近くの波止場でも釣りをすることができます。自由に釣りがしたい方は、そちらで気ままに楽しんでくださいね。
施設概要
住所:兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660
電話:0799-52-1487(9:00~17:00)
HP:http://janohire.co.jp/
「休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場」(南あわじ市)
最後にご紹介するのは、福良湾を挟んで「じゃのひれ」の向かい側にある「休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場」。
サイトのすぐ目の前に穏やかな海が広がり、福良港に出入りする観光船を眺めることができます。
その名の通り「休暇村南淡路」に併設されたこのキャンプ場は、とにかく設備がキレイなのがポイント! 2019年にはリニューアル工事が完了し、キャンプサイトも拡大されて23区画になりました。
休暇村が管理しているからか、隅々まで手入れがいきわたっています(特にトイレのキレイさには感動しました)。ただ風が強いときがあるので、タープや荷物が飛ばされないように注意してくださいね。
また、徒歩10分ほどで休暇村本館の温泉に入れるのもありがたいところ。徳島との県境にある大鳴門橋を一望できる露天風呂は、夏の汗だくになった身体にも、冬のこごえきった身体にも染み入りますよ。
施設概要
住所:兵庫県南あわじ市福良丙870-1
電話:0799-52-0291
HP:https://www.qkamura.or.jp/awaji/
翌日は島をまるごと堪能すべし
淡路島には休暇村以外にも多くの温泉施設が点在しているので、キャンプの帰りに立ち寄ってみるのもおすすめ! 島内の道の駅やサービスエリアでは、淡路名物のたまねぎや新鮮な魚介類を気軽に楽しめます。
キャンプを満喫したら、チェックアウト後は日帰り温泉でさっぱりして、ランチに海鮮丼を食べ、海辺のカフェでお茶をして、帰りのサービスエリアでオニオンフライをつまみ…なんて、週末のリフレッシュには最高のコースだと思いませんか?
それだけ堪能しても、夕方までには余裕で大阪に戻って来れる距離の淡路島。あなたも是非、身近な「島旅」を楽しんでみてくださいね。