キャンプで使えるピザ窯は数あれど、キャプテンスタッグの「折りたためるピザ窯」が当代ピカイチの性能でした!
なんと、まるでオーブンのように、上からも加熱できるんです。上下の火加減を微妙に調節できて、ピザの焼き加減も思いのまま。おまけに、ペタンと平らにたためるので、持ち運びや収納に場所を取りません。
普段使っているBBQグリルと組み合わせれば、あっという間にピザ窯に早変わり!
コンパクトで無駄のない設計
主な部品は3個
右から、ピザ窯本体、炭入れ、ピザを置くトレー。どれもかなり薄いですね。3つ重ねても、約7.5cmほどの厚さです。
組み立ててみた
本体を広げ、その上に炭入れをはめ込みます。組み立てはこれで完了!
BBQグリルにセット
火を熾し、トップの炭入れに適当な分量の炭やチャコールを入れれば、上部からも加熱できるようになります。
早速ピザを焼いてみた
まずは火熾し!
BBQグリルの中で、炭火を熾します。上火に火力をたくさん使いたい場合、炭火の量は多めが良さそう。
炭火の上に「たためるピザ窯」をセット
赤々と燃える炭の上に、「たためるピザ窯」をかぶせます。
上火をセット
上火には、火力の調整がしやすい成形炭を使ってみました。窯の中がどんどん熱くなっていきます。
ピザを入れる
市販のピザクラストにピザソースを塗り広げ、モッツァレラチーズ、サラミ、ピーマンをトッピング。窯の温度が安定したので、本体前面の扉を開け、ピザを入れます。
付属のトレーには、簡単に着脱できるハンドルが付いているので、出し入れもラクラク。
焼きあがりました!
上火70%、下からの熱は30%の見当で加熱してみました。約10分ちょいで、チーズはトロトロに、生地はフワッカリッと、絶妙な歯ごたえ!
BBQと一緒に、シーフードやマルゲリータなど、具を様々に工夫した手作りピザが楽しめそうですね。冷凍のピザの場合は、解凍してから焼いてください。
スイーツにも挑戦!
アップルパイを作ってみた
ピザ以外にも何かできないかと、アップルパイを作ってみました。
使ったのは、アップルパイに必要な材料が揃った、ニップンの「手作りパイキット」(冷凍)。
パイキットで下ごしらえ
キットには、あらかじめ丸くカットされたパイ生地と、シナモンが香るアップルパイフィリングがセットになっています。
パッケージの作り方に従って、2枚の生地の間にフィリングを挟み、成形していきます。
ピザ窯にイン!
成形したアップルパイをピザ窯に入れて、焼き始めます。色よく焼き上げるため、パイ表面には卵の黄身を塗りました。
ものの10分でこんがり!
おおよそ上火60%、下火は40%に設定し、途中で焼き加減をチェック。美味しそうなバターの香りが漂い、パイの表面がこんがりきつね色に変わってきました!
アップルパイ、完成!
様子を見ながら焼くこと約15分、サクサクのアップルパイが完成!焼きたてのスイーツがキャンプで楽しめるなんて、感動です。
冷凍のパイ生地を使って、フルーツの缶詰や、ジャムなどを包んで焼けば、味の幅も広がりますね。
また、上火のおかげで窯の中の温度が平均して熱くなるため、グラタンやラザニアなど、オーブン料理も作れそうです。
使いやすさ抜群!
温度計用の穴がある
本体の裏側には、温度計を差し込む穴が。細かい温度調整が必要な調理に重宝します。
持ち運びもラクラク
全てのパーツをまとめて入れられる収納バッグが付属します。重量は約1.8kg。ひょいと持っていけるこのサイズ感なら、運搬も収納もラクラクですね。
BBQグリルを熱源として利用し、しっかり上火が使えて、様々なグリル料理に使える、キャプテンスタッグの「たためるピザ窯」。キャンプごはんや、おやつのバリエーションを広げてくれること請け合いです!
キャプテンスタッグ たためるピザ窯 UG-2902
素材:本体、炭入れ、トレー・ステンレス鋼
ハンドル:鉄(クロムめっき)
組立サイズ:約幅350×奥行310×高さ140mm
収納サイズ:約430×320×厚さ75mm
トレーのサイズ:約250×250mm
重量:約1.8kg
たためるピザ窯 公式サイト:https://www.captainstag.net/outdoor-life/topics/bbq-grill-4