1台は持っておくべきコンパクトな焚火台
焚き火やバーベキューを楽しみたい衝動は、突然やってくるものですよね。お酒を嗜みながら豪快に1枚の肉を焼いてみたり、旬の魚を焼いてみたりと、ちょっとした時間にちょっとしたスペースで楽しむ焚き火時間はこの上ない至福のひと時です。
しかし、考えてみると準備や片付けなど手間がかかることも多そうで、なかなか実行に移せない方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みは、今回ご紹介するベルモントのBM-263焚き火台 TABIがきっと解決してくれるでしょう。キャンプのお供に1台持っていて損はないTABIの魅力について、ご紹介していきます。
ベルモントってどんな会社?
TABIを製造販売しているベルモントは、大手アウトドアブランドのキャプテンスタッグやユニフレームと同じく、金物産業が盛んな新潟県燕三条エリアにある会社です。
会社設立は1999年11月と、他のアウトドアメーカーに比べると比較的若い部類になります。製品は洗練されたスタイリッシュかつシンプルなデザインのものが多く、良心的な価格設定で多くのキャンパーから高い支持を得ています。
現在は、釣り具用品とアウトドア用品を主として製造販売を行なっています。
BM-263焚き火台TABIの特徴
パッとみた印象からもベルモントらしさを感じるスタイリッシュデザインのTABIですが、その素晴らしさは見た目だけではありません。
ハイクオリティな焚き火台TABIの特徴について、ご紹介していきます 。
とにかく軽量コンパクト
組み立て時の外観からはなかなか想像がつきませんが、TABIは全て分解した時、厚さ15mmの薄さで収納することができます。
重さは全体で約423gとなっており、網や側板を外して必要最低限の焚き火台としての状態にすると298gまで軽量化することができます。
付属のケースに入れれば、ザック1つ背負ってキャンプやトレッキングに出かける際にも簡単に持ち運ぶことができます。
抜群の燃焼効率
本体底面には左右プレート合わせて16箇所のスリットが入っており、しっかりと通気口の役割を果たしてくれています。
また側板をはめても底部に隙間ができ、完全に側面が塞がらない形状となっているため空気の通り道を遮ることはありません。
音を立てながら火が燃え盛り、抜群の燃焼効率を実感します。
側板を外すことで大きな薪を乗せることもできます。炭火調理の際には側板を付けて炭を囲うことで、効率的に食材を焼くことができますので、シーンに合わせて使い方を変えられるのは嬉しいポイントです。
上の写真は大量の薪を乗せてみた状態です。実際にはこんなに乗せて使うことはないかと思いますが、これだけ乗せてもゆがみなどなく、小さなボディながらもどっしりと構えています。
長方形の焚き火台にバランスよく3本の脚が配置されているため、これだけの安定感を実現できているのでしょう。
付属の網はズレ防止加工付き
本体と脚パーツの固定部にちょっとした出っ張りがあります。
出っ張りに網が引っかかる構造となっているため、網上に乗せたクッカーや食材を動かしても、網がズレてしまう心配がありません。
また、網は焚き火台の約半分のサイズとなっているため、薪の管理をする際にいちいち網をどかす必要がないのも嬉しいポイントです。
網は1〜2人分の調理を考えると十分なサイズです。
パーツ単体の購入で長く使用できる!
そんな私が愛用しているベルモントの焚き火台BM-263 TABI。パーツ単体で購入ができるため、劣化や紛失の際にも必要部分のみ交換して使い続けることが可能です。
愛着のある大切な道具を、長く使い続けることができるのはありがたいですね。
このくらいコンパクトサイズの焚き火台といえば、ピコグリルなどが有名ですが、既に手にしているキャンパーも多いのが現状です。
その点こちらのTABIは今年の3月に発売とまだ世に出回ってから日も浅いので、他と被りたくないという方にもおすすめの焚き火台です。ぜひ、焚き火台を購入する際の参考にしていただければ幸いです。
BM-263焚き火台 TABI (収納ケース付)製品情報
材質:チタニウム、18-8ステンレス
サイズ:237×360×170mm(使用時)
重量:約423g(本体/約298g、側板/29g、網/96g)