アウトドア業界きっての目利き小雀さんが薦める、庭キャンプでも自宅でも使える道具コレクション。
座り心地のいい椅子が重要なのです

ロッキングチェアに腰かけたような、深くゆったりとした座り心地。座面が38㎝と折りたたみチェアの中では高めで、サッと立ち上がりやすいのもいい。(エーライト/私物)
野外で撮影する映像や写真の現場コーディネートから、イベントへの出演、雑誌の連載、自身のお店の営業まで、小雀さんの現在の活動の中心にあるのは「アウトドア料理」だ。
アウトドア料理は自宅キッチンと違い、何もない場所で一から準備するため、道具へのこだわりは人一倍。
「僕が扱う道具はどれもそれなりの値段で、中には高級品もあります。でも一生使える物ばかり。安かろう悪かろうの物や、使い捨ての感覚では選ばず、使用感やデザイン、収納サイズなど、ずっと納得して使っていけるものだけを手にしています」
これひとつで場が盛り上がる
ウニ/フィラ ¥36,000

ロケットストーブの原理で窯の中を500度Cの熱が還流。約1分で簡単にピザが焼けるポータブルピザ窯。燃料は木質ペレットを使う。表面はパリッと中はもちもちに。
5年、10年経ってどうなるか? を想像するのも小雀流。
「環境負荷が高いプラスチック製品は控え、木や金属製の道具が好きですね。使うことで次第に素材がエイジングされ、それぞれが育っていく喜びも感じられる。所有することそのものも楽しくなります」
問い合わせ先
アブレイズ045(810)1815
テーブルに揺れる控えめな炎
雪丘工房/灯油ランタン ¥26,500

「丁寧に仕上げた手作り物で品がいいからテーブルにあると気持ちいい」。長年使い込んで雰囲気のある色合いとなった真鍮製のオイルランタン。
庭キャンプの道具では?
「スペースに限りのある庭の場合、ロースタイルのほうが空間に余裕が生まれます。ローチェアに腰かけ、低めのテーブルに料理やお酒を置いて、頭上に張ったタープの空間を眺めると、いつもの庭がまた違った場所のように。照明もガスランタンやキャンドルにして電気から少し離れる時間もいいものですよ」
問い合わせ先
雪丘工房080-6552-9075
新製品の焚き火台シンプルで秀逸
モンベル/フォールディングファイヤーピット ¥16,900

「シンプルで燃焼効率が良く使いやすい」と小雀さん絶賛の焚き火台。焼き網と専用のスタッフバックが付き、別売りのクッカースタンドを装着すればダッチオーブンも使える。
問い合わせ先
モンベル・カスタマー・サービス06(6536)5740
小型テーブルやラックが庭で重宝
テンマクデザイン/ワークテーブルLOW ¥9,800、ワークラック ¥7,280

ステンレスのテーブル、ツーバーナーの乗るラックは高さが揃い、並べて使いやすく設計した小雀さんのアイデア製品。
問い合わせ先
カンセキWILD-1事業部028(651)0570
シャツのボタンを利用するエプロン
レミーラ/カウンターエプロン ¥5,500

福島県いわき市を拠点とするアパレルブランドのエプロン。首ヒモを取り払い、シャツのボタンを利用して着用。半分に折ると前掛けにもなる。サンドとブラックのカラーもある。
問い合わせ先
レミーラ0246(79)0755
南アフリカ発軽量携帯グリル
コブ/プレミアムグリル ¥19,800

ドーム型のフタを使うことで、少量の燃料でたくさんの食材を一度に調理できる画期的なグリル。炭に油や水分が触れず煙が立ちにくい設計は庭キャンプ向き。
問い合わせ先
アブレイズ045(810)1815
同じ料理も違って見える
「同じキャンプ料理でも、器が替われば雰囲気もガラリと変わります。ガラスや陶器など普段使いの食器を取り入れて、ひと味違う屋外での食事を楽しんでみては」(私物)
コーヒーもお酒も何にでも合う

加工が難しいチタンを真空二重構造に仕上げた新潟・燕市産のタンブラー。保温・保冷力が抜群で、二重とは思えない飲み口の薄さも驚き!(サスギャラリー/私物)
※構成/福瀧智子 撮影/清水紘子 モデル/亀田正人
(BE-PAL 2020年7月号より)