ULギアを活用し賃貸住宅で快適庭キャンプ
服部家
服部さんは国内外の様々なULギアを揃えるショップ「ムーンライトギア」の店長だ。アウトドア雑誌等でモデルとして活躍する奥様と庭キャンプを楽しんでいる様子を拝見した。
必要な道具はこれだけ!
木箱とトートバッグに全部のギアを収納する。ULギアなら部屋と庭を往復せず準備完了。
最新ULギアは家でも映える
真鍮製のカトラリーやシェラカップなど、質感や見映えにもこだわる服部さんのULギア。
「賃貸のメゾネットなのであまり庭は広くないのですが、ULギアの収納ボックスとして使用しているリンゴ箱をそのままテーブルとして使い、調理はキッチンで済ませる等の工夫で手間なく効率的に過ごせます。ハンモックがあると俄然キャンプ気分が高まるのでおすすめです」
コーヒーのお供は定番のスコーン
約30分で簡単に作れておいしいスコーンは服部さんのお気に入り。普段の朝食でもよく食べるそう。
タマネギ小屋を改装した屋内キャンプ場
北島家
古民家をDIYし、ナチュラルライフを送っている北島さん。敷地内にはタマネギを干すために使う倒壊寸前の小屋があったので、そこを倉庫兼子供と木工やキャンプなどを楽しむためのスペースとしてリノベーションしたそう。かなりの広さがあるので焚き火による調理も楽しめる。
トライポットを自作
廃材のナラの枝で即興製作したトライポッド。ダッチオーブンでローストチキンを作る。
木工はお手のもの
子供と作った木工品。北島さんは狩猟や園芸も嗜むアウトドアの達人。
こだわりのギアでキャンプ気分を盛り上げる
津久井家
普段からクラシックなキャンプスタイルを楽しんでいる津久井さん。ウッドフェンス(DIYしたもの)に囲われた庭と愛車のジープ・ワゴニアによって自宅でも雰囲気は抜群だ。朝、昼、夜の食事はすべて庭で食べ、テント泊でキャンプ気分を満喫しているそう。
庭を全面キャンプサイトに
コットン製のテント&タープやDIYギアをフル活用したスタイリッシュなキャンプ空間。
夜はライトアップ
夜間はトーチとストリングライトで演出。ドラセナの木も相まって異国のリゾートのよう。
明るい色使いでハッピーなランチタイムを
小山家
自作ギアでキャンプを楽しむ小山さん。自宅裏の敷地で古き良きオールドアメリカンスタイルのデイキャンにチャレンジ。料理は手間を省くため自宅で下ごしらえ。ピクニックテーブルとヴィンテージギアを組み合わせてほのぼのした雰囲気を演出。カーサイドタープはベランダ用サンシェードを流用している。
ピクニックテーブルがマイブーム
ギンガムチェックのテーブルクロスとヴィンテージコールマンでレトロな雰囲気づくり。2人の子供たちはベンチがお気に入り。
暗くしたガレージで炭火焼き
菅又家
菅又さんは雪中キャンプも行なうコアキャンパーだが、お家ではガレージでお手軽な炭火焼きを堪能。愛用のギアは尾上製作所の「フォールディングBBQコンロ」と鍛造鉄板など。なるべく明かりを暗くして過ごすのが気分を高めるコツだそう。
Koba鋼を愛用してます
お肉がおいしく焼ける鍛造鉄板。この日はもやしのバター炒めもメイク。
非日常感が味わえる焚き火で釜めし作り
長藤家
約30坪の庭で愛犬とデイキャンプ。タープは張らず、丁度良い日陰を見つけて釜めし作りに挑戦。釜めし屋の「おぎのや」の容器を焚き火にかけ、待つ間は焼き肉をパクリ。「風と鶯の声を聞きつつのんびり過ごせば、庭が特別な場所になります」と長藤さん。
お焦げと山菜を堪能
具材はコゴミと竹の子と鶏皮。味付けは粉末のうどんスープの素を使用。
庭キャンなら何泊でもできます
二ノ宮家
二ノ宮さんは小学1年生の次男の発案でGWは庭キャンプに挑戦。食事はすべて外で作り、宿泊はテント。TVやゲームは禁止というルールで3泊4日を満喫。何かあったらすぐに家に戻れる気楽さが魅力とのこと。
外で作ればよりおいしい
料理はダッチオーブンと炭火で。二ノ宮家の定番は手軽でおいしい手羽先のマーマレード煮。
通りに面した駐車場でもキャンプできる
今井家
広い庭がないため車を移動して駐車場でキャンプしたという今井さん。通りから丸見えだったので、キャノピーポールにグラウンドシートを取り付けて目隠し。住宅密集地なので煙の出ない鍋料理をチョイス。
限られたスペースで楽しく過ごす
駐車場の広さは5m×3.3m。夜はランタンを灯し、家族4人でゆったり過ごしたそう。
※構成/佐藤旅宇
(BE-PAL 2020年7月号より)
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