サスティナブル素材で新登場の「KANKEN RE-WOOL」
アウトドアからタウンユースまで丈夫で使いやすく、カラーも豊富な「FJALLRAVEN(フェールラーベン)」のKANKEN(カンケン)シリーズ。リサイクルポリエステルを使用したモデルや、ハンドル部分に柄があしらわれているものなど、同じサイズでも選ぶのが楽しくなります。さらにこの秋、新たなカンケンバッグが登場します。それが「KANKEN RE-WOOL」。その特徴をご紹介します。
「フェールラーベン」のカンケンバッグとは
機能的で丈夫で長持ち、時を超えて、安心・安全という信頼を受け、ユーザーフレンドリーで対応力を備えることを約束しものづくりを行っている「FJALLRAVEN(フェールラーベン)」は、スウェーデン王室御用達ブランドです。1978年に誕生したKANKEN(カンケン)シリーズは、世界中で人気があるアイコニックな16リットルのカンケンバッグをはじめ、シーズンごとに新しいカラーやスタイルが登場しています。アウトドアブランドですが、PCを入れ、タウンユースもできることから、街中でもよく目にします。
2016年7月には、使用済みペットボトル11本から作られたリサイクルポリエステル素材を原料にしたRe-KANKENシリーズも登場し、環境にやさしい技術でものづくりが行われています。そしてこの秋、新たなシリーズとして登場するのが「KANKEN RE-WOOL」です。フェールラーベンが取り組むサスティナブル素材「Re-Wool」と「G-1000 Heavy Duty Eco S」を組み合わせたシックなカンケンバッグです。
「Re-Wool」とは、余分に生産されてしまったウールをアップサイクルして作られたもののことです。こちらは、イタリアの伝統的な職人技によって、色分けされたウールを裁断し他の色とブレンドして独特のカラーニュアンスを出したのち、強度を高めるためにナイロンを加え混紡されています。このプロセスにより、廃棄物を抑えるだけでなく、ウール製品を作るのに必要なバージンウールを減らすことができ、生産エネルギーも抑えられています。
ウール本来の機能である撥水効果も
フェールラーベンのオリジナル生地である丈夫でウェアやテントにも使用されているG-1000をさらに強靭にしたバージョンのG-1000 Heavy Duty Eco Sが採用されています。このG-1000は、ワックスが含侵されていて、撥水効果があります。なので、G-1000部分の撥水効果はもちろんですが、ウールにはウール本来の機能として撥水効果・防汚効果、防臭効果があるので、長い間きれいに使うことができます。KANKEN RE-WOOLは、強度のためにポリエステルを混紡のウールですが、ウールの自然由来の効果が身近に感じられます。見た目のウールの温かみがありますね。完全防水とは言えませんが、撥水してくれるので、突然の雨にも対応できますね。
ライフスタイルに合わせて3サイズから選べる
人気の容量16リットルの定番のサイズは、使用範囲も広く便利です。
ラップトップが収納でき、丈夫なG-1000素材で守ってくれます。
貴重品や身軽に動きたいときのスリング。カラーは、3サイズともグラナイトグレー、レッド・ブラック、ナイトスカイ(ネイビー)の3色展開です。ライフスタイルに合わせて選びたいですね。
ホッキョクギツネの丸いロゴは布帛に
愛らしいホッキョクギツネの丸いロゴは、プリントのリフレクターではなく、布帛(織り)になっています。筆者は、リフレクターも好きですが、RE-KANKENが登場したときに友人が、ロゴ部分が本体と同色で使いやすいと言っていたので、このタイプは、より幅広い人に使いやすくなっているようです。ウール素材をアップサイクルし、素材を無駄にしない直線的なデザインのカンケンバッグに当てはめたサスティナブル性の高「KANKEN RE-WOOL」。9月の発売が今から楽しみです。
※KANKEN RE-WOOL 9月発売予定
FJALLRAVEN(フェールラーベン)
http://fjallraven.jp/