キャンプのどのシーンにもお茶はマッチ!
「オソトデオチャ。」をモットーに日々活動している筆者。今回は「キャンプのシーンにぴったりなお茶」というテーマにして、キャンプでのさまざまなシーンにはまるお茶(こんなときにはこんなお茶がいい!)をご提案します。
シーン1:キャンプへの出発前に
ファミリーキャンプやソロキャンプでの事前準備。まだまだ暑い季節に、ジャグや水筒に「麦茶」を用意することをおすすめします。ティーバッグタイプを選べば、出発前にジャグや水筒に水をいれてそのまま放り込んでおくだけで、水出し麦茶が出来上がります。行きの車内や設営中の水分補給にぴったりです。
麦茶がもつ香ばしい香り成分であるピラジン類成分は、血行をよくする効能があるとされてます。ミネラルとピラジン効果で熱中症対策になり、行きの車内や設営中の水分補給にぴったり! こちらの茨城県産麦茶は、香ばしさはもとより、さっぱりとした麦本来のもつ甘みがあり、私たち家族もはまってます。
シーン2:設営中と設営後
これからの暑い時期のキャンプの設営は、とにかく水分補給が必須です。出発前に準備しておいたミネラルたっぷりの麦茶をジャグから注いでこまめな水分補給です。お子様も楽しめて、熱中症の予防にもなります。
とくに国産の麦茶は、甘みがあり飲みやすいすっきりとした香りのあるものが多くおすすめです。
シーン3:キャンプ場での散策や遊び、食事の準備中に
設営後に遊んだり、食事の準備をしたりといった時間帯に飲むお茶には、玄米がたっぷり入っているほうじ茶が好相性です。玄米のミネラル成分と、麦茶同様にピラジンが入っているので、血流をよくする効能があるとされています。
こちらはミネラルを含んだ玄米とほうじ茶のミックスティ。温かく注いだお茶を氷で冷やし、冷茶として楽しみます。ボトルに入れて、氷でキンキンに冷やして飲むのもサイコーなお茶時間です。
ほうじ茶と玄米の香ばしさは、一度味わうとクセになります。ボトルに氷を入れ、そこに熱いお茶を注ぎ一気に冷やす「オンザロックティー」はここ最近人気の淹れ方。冷茶を作ってみんなで飲むのもさっぱりすっきりとして暑い日中にぴったりです。
シーン4:待ちに待った食事中と食後に
キャンプ料理の定番といえば、お肉料理や炒め物ですよね。満足感はありますが、その一方でお口の中はちょっとべっとり……。そんなときは、ハーブが入ったお茶や緑茶でお口の中をさっぱりとしましょう!
また、食前、食中、食後の緑茶。緑茶の成分であるカテキンには殺菌作用や免疫力をあげる効能があります。暑い日の食事に緑茶はとても相性がよい飲み物です。特に水出しにすると、免疫力を高める成分であるカテキンの種類であるEGCやEGCGがバランスよく抽出されいます。
食べ終わったデザートタイムなどには、和紅茶(国産の紅茶)がおすすめです。渋みの中にさっぱりとした味わいが、身も心もスッキリします。多くはティーバッグタイプなので、お湯を淹れて浸けておけばすぐに作れます。
全国各地の産地でつくられている和紅茶ですが、個人的におすすめは、静岡県森町でつくられた和紅茶や、茨城県のさしま和紅茶がすっきりとした味わいの中に甘みもあるので、和紅茶を試してみたい人にはいいでしょう。
シーン5:焚き火タイムはお酒と一緒に
食後のアフタータイムは焚き火をしたくなるもの。そんなときは、焼酎のお茶割りがイチバン。
焼酎+緑茶割りは、日本茶の味わいによりさっぱりとした焼酎割りに変身。飲みやすさが特徴です。工夫次第で和紅茶割りやほうじ茶割り、ハーブミックス緑茶割りなど、いろんなお茶割りのバリエーションが楽しめます。もちろんノンアルコールでそのまま冷茶やホットで楽しむのも良しです。
焼酎自体にクセのない麦焼酎を選ぶと、お茶の味わいがよりはっきりとします。夏はオンザロック、冬はホットで楽しめます。
シーン6:寝る前に
キャンプの就寝前に、ほうじ茶はいかがでしょうか。カフェインが少ないので、就寝前の飲み物としておすすめです。就寝中たくさん汗をかきますし、水分補給としても活躍してくれます。
シーン7:朝起きた一杯に
モーニングティーには、温かい緑茶を飲みましょう。緑茶にふくまれる適度なカフェインが、眠気を覚ましすっきりとしてきます。キャンプ場で朝日を浴びながら飲むお茶タイムは、リフレッシュにぴったりで美味しさももひとしおです。
シーン8:素敵な朝食にもお茶を
キャンプの朝のお食事タイムにも、ぜひお茶を飲んでいただきたいです。おすすめの淹れ方はティーバッグタイプ。チェックアウトまでの片付けを考えて、手間のかからない簡単なものがいいでしょう。
キャンプのさまざまなシーンにあわせてはまる日本茶。ぜひみなさんも「オソトデオチャ」の日本茶を楽しんでみてください。