ミカンと炎で描くあぶり出しは、冬の遊びの代表格。あぶることで見えなかった秘密の文字や絵が現われる仕掛けは、子供のみならず、大人もワクワクするもの。そんなどこか懐かしい遊びに長野親子が挑戦してみました。
【ロールスクリーンを作る】
酸味のあるフルーツを使用。皮を剥いてざく切りしたら、ガーゼに包んで果汁を搾る。リンゴは一度すってから搾ると楽。
右からユズ、ミカン、キウイ、レモン、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、リンゴ。微妙な濃淡は、まさに水墨画の世界!?
ロールスクリーンにするため、窓の大きさに合わせて紙をカット。まずはベースになる木の枝を黒い絵の具や墨汁で描く。あぶり出しが目立つよう、薄めにしておく。
枝の周りにバランスよく果汁で葉っぱや花を描く。もちろん、子供の大好きなクマさんや意味不明(!?)な記号だって構いません!
水分が抜けるまで風通しのいいところで十分乾かす。丸まらないよう、下に洗濯ばさみなどを留めておもり代わりにするといい。
遠火で端からゆっくりとあぶっていく。紙が縮まらないよう、ピンと張りながらあぶるのがこつ。焦げには要注意!
あぶっていくと枯れ木にだんだん葉が生えてくるさまが楽しい。上下の縁をの¥りで貼り袋状にして竹を通すと、ロールスクリーンに!
【教えてくれた人】
長野修平さん
枝、流木などの自然素材を用いたクラフトに定評があるネイチャークラフト作家。料理の腕もプロ級。
●過去記事
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.4】子どものアートを飾ってファイリング2016年2月20日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.03】わら細工でエコライフ2016年2月13日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.02】雪中基地作り2016年2月6日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.01】寒い冬場はまきストーブでホッコリ!