連泊キャンプのご飯には、保存の効く缶詰メニューがオススメ
アクティビティーやお風呂、電源付きサイトなど設備が充実した高規格キャンプ場では、場内から出ずに連泊をする方も多いのではないでしょうか。
連泊をする中で2泊目、3泊目からのご飯は、頭を悩ませるところですよね。保冷力のあるクーラーボックスでも、容量に限度がある為、途中買い出しが必須になります。
また、買出しの予定をしていたけれど、雨に降られてキャンプ場を出たくない時や、サイト内でのんびり過ごしたい時などに是非活躍させていただきたいのが缶詰や、常温保存のできる食材を使ったメニューです。
今回ご紹介するワンポットパスタは、缶詰とパスタを入れれば完成するお手軽レシピです。
深鍋やフライパン、ダッチオーブンなど鍋ひとつで作れることも魅力です。
材料(4人前)
・ショートパスタ(フジッリ) 250g
・トマト缶 1缶
・オイルサーディン 1缶
・ケイパーの酢漬け 大さじ2
・ブラックオリーブ 10個
・にんにく 1片
・塩 適宜
作り方
①ブラックオリーブは水分をきって輪切りにします。
にんにくはみじん切りにします。
②オイルサーディン缶の油を鍋に入れ、にんにくを入れて加熱します。
③にんにくの香りが出てきたら、オイルサーディンを全て入れて炒めます。
④トマト缶を入れてひと混ぜし、缶詰容器2杯分の水(分量外)を入れます。
⑤パスタを入れて混ぜ、蓋をしながら弱火でゆっくり煮ます。
⑥パスタの表記時間と同じくらいの時間煮ると、柔らかくなります。
途中、水分がなくなってしまう場合は、その都度足しながら加熱してください。
仕上げにオリーブと、ケイパーを入れて塩で味を整えます。
⑦器に盛り付けて完成です。
野菜を追加してボリュームアレンジ
食材に余裕がある時は、キノコやキャベツ、玉ねぎなどをプラスしてボリュームアップしても美味しいです。
野菜を入れるタイミングは、オイルサーディンを入れた時です。オイルを絡めてからトマトを入れると、美味しく仕上がります。
今回はオイルサーディンを使用しましたが、鯖の水煮缶や、ツナ缶などでも同じように作る事ができますよ。
オイルサーディンも、辛味のあるタイプやハーブが入ったもの、にんにく入りのものなど色々な種類の商品があるのでお好みのものを使用してください。
キャンプ飯ではショートパスタがオススメ!
手軽に作ることが出来るパスタはキャンプ飯でも人気のメニューです。お湯で茹でずに、ひとつの鍋の中で完成するワンポットパスタは洗い物も少なく、手軽に調理できます。
ロングパスタで作っても同じように美味しいですが、食べやすさでは断然ショートパスタがオススメです。
フォークに巻きつけて食べるのが苦手なお子様達でも、ショートパスタならパクパク食べる事ができますよ。
茹で時間がロングパスタよりも少し長めのショートパスタのもうひとつの利点は、柔らかくなるのがゆっくりだということです。私もゆっくりお喋りをしながら食べたい時や、盛り付けから食べるまでに少し時間がかかりそうな時などにこのパスタを選びます。
今回使ったパスタはフジッリ(フィスリ)というらせん状の形をしたパスタです。らせんの部分にソースが絡み付くので、ソースの美味しさを存分に味わえるパスタの形状になっています。
他にも様々な形のパスタが販売されているので、是非色々試してみてください。早茹でパスタと記載されているショートパスタは、茹で上がりも早いですが、麺がのびてしまうのも早いので注意が必要です。
手軽に缶詰で作る事ができるワンポットパスタ。
秋の夜長に、パスタをつつきながらお酒を楽しむのも良いのではないでしょうか。