ここ何年かで、100均グッズが充実して、日常で活用する機会が増えましたよね。私も、100円ショップに行くたび、いろいろとチェックしています。
最近、燻製作りにハマっている私が見つけたのは、100均のスモークチップ。ダイソーにもセリアにも、スモークチップが売っていました!
そこで今回は、「ダイソー縛り」「セリア縛り」で揃えた道具で、燻製を作ってみたいと思います!
道具を揃える
ダイソー・セリアで、燻製を作るための道具を揃えました。
ダイソーで揃えた道具
- 雪平鍋
- フタ
- 焼網
- スモークチップ×2(ナラ・クルミ)
- 五徳
- 固形燃料25g
- バット
- アルミホイル
- ライター
- 皿
- 割り箸
- 網ストッパー(使いませんでした)
- ミニテーブル
網ストッパーは使わなかったので、計13点。雪平鍋が200円商品、それ以外は100円商品。合計1,540円(税込)で揃いました。
セリアで揃えた道具
- アルミ鍋
- フタ
- クックネット(網)
- スモークチップ
- 五徳
- 固形燃料20g
- 固形燃料を入れるプレート
- バット
- アルミホイル
- ライター
- 皿
- 割り箸
- 網ストッパー
- ミニテーブル
合計14点、1,540円(税込)で揃いました。
燻製器を作る!
それではまず、燻製器を作ってみます。
ダイソー縛り編
燻製器本体は雪平鍋に決定。次に、食材をのせる網を探しましたが、程よい大きさの網が見つからず、大きい焼き網を加工することにしました。(たまたま行った店舗に売ってなかっただけなのでしょうか?)その他の道具は順調に調達。
ワイヤーカッターやハサミなどで、網を切ってサイズを小さくします。
サイズを合わせたら、周りをアルミホイルで包む。
手作り感がハンパないですが、ハマればいいのです!アルミホイルによって程よく固定されましたので、網クリップは使用しませんでした。
セリア縛り編
私の行ったセリアでは、雪平鍋のような鍋が見つからなかったので、アルミ鍋を使用。食材をのせる網は、程よい大きさの物が見つかりました。しかし、いざアルミ鍋にのせてみると、微妙にサイズが合わなくてズレてしまいます。
そこで、網ストッパーを活用しました。
網ストッパー(バーベキューのコンロと網を固定するストッパー)を、網に取り付けてみます。4つ取り付けると、網に脚ができました。これで、網が固定されます。
ダイソーとセリアの五徳を比較
燻製器をのせる五徳が必要です。ダイソーにもセリアにも売っていました。
形が似ているので、比較してみました。
3枚のプレートを組み立てて使うのは両方とも同じ。サイズもほぼ同じですが・・・。
連結部分に注目。
ダイソーは連結部分が2段階に調節できます。空気穴の位置も違いました。セリアの方はプレートの下側面、ダイソーは上部に。
燻製を作ってみよう!
それでは実際に「ダイソー縛り」「セリア縛り」の道具で燻製を作っていきます。
燻製する食材
両方とも同じ食材を燻製していきます。(食材は100均商品ではありません。)
スモークチップを入れる
セリアのスモークチップは、数種類のチップがミックスされたもの。(ナラ・ブナ・カシ・カエデ・クヌギ・クルミ)ダイソーの方は、ナラとクルミをミックスしてみました。
固形燃料設置
セリアもダイソーも、固形燃料の在庫が少なく(爆発的に売れているそう)、グラム数が違う商品になってしまいました。セリアは20gの固形燃料、ダイソーは25gの固形燃料を使います。グラム数が違うと仕上がりに違いが出るのか?楽しみですね。
食材をのせて燻煙!
食材をのせたら、フタをして着火します。
煙が出てこない・・・。
ここで、問題発生!煙が全然出てこない・・・。10分経過、セリアの固形燃料がなくなったので、1個追加します。しかし、それでも煙が出てこない・・・。15分経過、ダイソーの固形燃料がなくなったので、1個追加。まだ煙が出てこない・・・。
煙が出てこないと、燻煙されませんね。ちょっと焦ってきました。固形燃料と鍋の距離が遠いのでしょうか?両方とも、アルミホイルで底上げしてみます。この時点で20分経過、セリアの固形燃料を追加。すると、セリアのアルミ鍋の方から煙が出始めました。
燻製完成!
セリアの方は、煙が出てから10分で完成したことになります。使った固形燃料は20g×3個。
ダイソーの方からは、煙が出ていませんでした。鍋の熱伝導の違いでしょうか?今回使ったアルミホイルが、厚めのタイプで熱の通りが悪いのか?スモークチップの下にしいていたアルミホイルを外して、固形燃料を追加してみました。
ダイソーの方は固形燃料25g×2個半使用しました。
今回、煙が出るまで時間がかってしまい、燻製が出来上がるまでに、「セリア縛り」は約30分、「ダイソー縛り」で約42分かかりました。最初から煙が出れば、両方とも10分程度、固形燃料1個で燻製が作れます。
すぐ煙を出すには、固形燃料を底上げして鍋に近づけること。雪平鍋に厚いアルミホイルをしくと、熱伝導が悪くなることもわかりました。(薄いアルミホイルがおすすめです)
買いに行った店舗や時期により、商品の在庫が異なります。一概にどちらが良いかは甲乙つけがたいのですが、どちらも100均商品だけで、燻製が作れるということがわかりました。
100均の道具だけで燻製ができた!
「ダイソー縛り」「セリア縛り」で作った薫製。どちらも、しっかり燻製の香りがついて、美味しかったです。
鍋と固形燃料の違いからか、セリアのアルミ鍋で作った方は、ジューシーに仕上がり、ダイソーの雪平鍋の方は、水分が抜けてドライな食感でした。
身近な道具で作れるので、ぜひ試してみてください。