ダッチオーブンは、熱伝導率や保温性に優れ、焚き火でガンガン調理できることもあり、キャンプで人気の調理器具です。塊肉などを煮込んで、みんなでワイワイ食べる料理は、とても美味しいですよね。
今回、「ソロキャンプでもダッチオーブンを使いたい」と思い、探していたところ、ソロ用にぴったりなダッチオーブンを見つけたので、紹介したいと思います!
コンパクトで四角いダッチオーブン
今回紹介する、キャプテンスタッグの「角型ダッチオーブンmini」は、コンパクトサイズで四角い形が特徴。W205×D130×H90mmと、ソロキャンプやツーリングにぴったりのサイズです。
厚みがあり、しっかりとしています。
フタの裏側には溝があり、焼肉プレートとして使用できます!これは、他のダッチオーブンにはない特徴ですね。
トランギアメスティンと比べてみた
トランギアのメスティンTR-210と比べてみました。メスティンより一回り大きなサイズ感ですね。
角型ダッチオーブンminiの方が高さがあります。
使用前のお手入れ
ダッチオーブンは、油の皮膜を作りサビを防止するために、シーズニングが必要。(シーズニング不要のダッチオーブンもあります)一般的に、以下の工程でシーズニングをします。
- ダッチオーブンを洗剤で洗う。(錆止めのコーティングを取る)
- 水気を拭き取る。
- 自然乾燥する。
- ダッチオーブンに油を塗る。
- 煙が出るまで、から焼きする。
- 1〜4を、4、5回繰り返す。
- 野菜くずを焼く。(鉄の臭いを抑えるため)
- 野菜を捨てて油を塗る。
キャプテンスタッグの、角形ダッチオーブンminiは、焼付塗装で表面が加工されていますので、5〜8の工程が不要。
使用前のお手入れを解説します。
1.コーティングを取ります。(出荷時に塗られているワックスやシリコンオイルの匂いを落とすため)
2.水気を拭き取らないと、錆びますので注意してください。(洗剤で洗ったことにより、コーティングが取れている状態なので)
3.しっかり乾かします。
4.本体の内側や外側、フタの表と裏にもまんべんなく油を塗って、最初のお手入れが完了!
使用後のお手入れの注意点
使用後にもお手入れが必要ですが、注意点が2つあります。
- ダッチオーブンが熱いうちは冷たい水を注がない。(割れる原因になります)
- 洗剤を使わない。(油の被膜が取れて錆の原因になります)
これ以外は、使用前のお手入れと同様です。水気をしっかり拭いて油を塗ってくださいね。
スタッキングしてみた
四角い形の調理器具はスタッキングしやすいですね。
- トランギアのアルコールストーブ
- エバニューの五徳
- ナルゲンボトルに入れたアルコール
- ナイフ
- フォーク
最低限の調理ができる道具が収納できます。
焼肉定食作ってみた!
フタの裏が、焼肉プレートとして使用できるということで、焼肉定食を作ってみます。
ご飯を炊く
1.お米1合に対し、200mlの水を入れ、15分ほど給水します。
2.アルコールストーブに、アルコールを40ml入れます。(アルコールストーブの種類によってアルコールの量が変わります。15分前後燃焼できる量を目安に入れてください。)
3.アルコールが無くなるまで、ほったらかしにしておきます。
4.火が消えたら、そのまま20分ほど放置して蒸らします。
5.ご飯が美味しく炊きあがりました!
熱伝導率が良いので、ふっくら炊きあがります。保温性も高いので、熱々なご飯が食べられるのも嬉しいポイント。
肉を焼く
火力調節したいので、ガスバーナーで焼いていきます。
カットした野菜や、お好みの肉を焼いていきます。
プレートに溝があることによって、余分な油が落ちて煙や匂いを和らげる効果も。肉も野菜も美味しく焼くことができます。
ソロ用におすすめの角形ダッチオーブンmini
ダッチオーブンは保温性が高いので、ご飯が冷めることなく美味しく食べることができました。フタ裏の鉄板も1人分を焼くのにぴったりサイズ。熱伝導が良いので肉や野菜が美味しく焼き上がります。
ソロ用のダッチオーブンをお探しの方に、ぜひおすすめしたい、コンパクトサイズのダッチオーブンです!