我が家のベランダ菜園のミニトマトは、梅雨の湿気で病気になり、かなり葉を落としました。それでもプランター容量を確保しているおかげで、高さは180㎝に達し、支柱では追いつかなくなったので、横着をしてベランダの手すりに持たれかけて育てていたのですが……。
赤い実をたくさんつけていたので外からも丸見え! あるときご近所で話題になってしまい、これはちょっぴり恥ずかしい。そこで仕方なく重い腰をあげ、最後のメンテナンスを行うことにしました。
総仕上げ!ミニトマトの最終メンテナンス
ミニトマトは家庭菜園ではポピュラーな野菜ですが、意外と暑さに弱く、8月に入る頃からだんだんと収穫量が落ちてきます。また上に成長しながら実をつける野菜なので、収穫量=背丈となり、維持管理が大変になってきます。
ピークを過ぎたら片付けてしまっても良いのですが、せっかくここまで育てたので、結実しているうちはきちんと収穫してあげたいです。
そんなときの私の対処は3つです!
1つ目は、主枝の頂点を摘んでしまって、それ以上の成長を止めてしまう方法。当然、これ以上の実はなりませんが、すでに結実した実は成熟が早まり、また味も良くなります。
2つ目は、枝を降ろす方法。支柱に結んだ紐を一度ほどいて、根元の枝を下に降ろしてしまいます。我が家のミニトマトはプランターなので螺旋状に巻き戻していますが、地植えの家庭菜園なら、根元の茎を横に倒してしまいましょう。地面に触れた茎はそこから根を伸ばし活着します。
ただし、この方法には注意点もあります。それはミニトマトの茎が折れやすく、少しでも無理をすると根元の茎を折ってしまう可能性があります。
ゆっくりと無理のかからない範囲で曲げましょう。プランターであれば、あえて水切れ気味にさせたタイミングで茎を曲げると、折れ辛くなります。
3つめは、後から生えた強い脇芽を活かし、主枝をカットしてしまう方法です。これは、しっかり太い脇芽でないとできないのと、株の体力がないと育ちませんので、タイミング次第になります。
我が家では最後の力を振り絞ってもらうべく、2と3の手法でメンテナンスを行い、最後の収穫に期待します。現在まで1株あたり80個ほどの実が採れていますので、なんとか100個は採れそうです。
このミニトマトの収穫が終わる頃にはもう、秋の家庭菜園の準備です。はてさてどんな冬野菜を育てようか、今から楽しみです♪