愛犬と過ごすアウトドアで活躍するスリング
ペット愛好家たちの中で大切なワンちゃんと過ごすアウトドアライフが少しずつ広がっている。家の中と同じようにノーリードで過ごすことのできるキャンブ場や、ドッグランが隣接されている施設も増えているという。
そんな愛犬家たちの中で、さらにワンちゃんとのアクティビティの幅が広がるアイテムとして人気なのがペットスリングだ。スリングとは、主に赤ん坊をたすき掛けで抱える大きな布のことを指すが、ペットスリングはそのペット版。ウェブなどで検索をすると小型犬が飼い主の胸元で抱えられている写真を見つけられるだろう。
今回はそんなペット用スリングの中でも、様々なアウトドアアクティビティで大活躍する「Go Out Sling」をご紹介したい。
愛犬を運ぶキャリーバッグの種類とは
愛犬を抱えて運べるキャリーバッグには大まかに分けて2つの種類があり、両肩にストラップを通すリュックタイプのもの、そして肩から斜め掛けするものがある。それぞれメリット、デメリットはある。リュックタイプは、両方の肩で愛犬の体重を支えることができるため、着用者の負担が軽減される。一方、ワンちゃんの大きさによってはリュックの中で体勢を変えることがしづらく、愛犬が嫌がって使いづらくなってしまうケースもあるという。
逆に斜め掛けのスリング型は、コンパクトに畳めたり、何より胸元でおさまりを調整することができ、良い体勢でワンちゃんを抱き抱えられる。その半面、片方の肩で体重を支えるため、リュックタイプに比べて肩の負担を感じやすいともいえる。
ハンドメイドブランドとの共同開発
今回登場するこの「Go Out Sling」は、大阪の「いちごペット用品店」と、自転車用のパニアバッグなどハードな使用に定評のある神戸のハンドメイドブランド「AGHARTA(アガルタ)」との共同開発により、身体への負担を大きく解消することに成功している。アウトドア用品でも人気の素材を使用したり、自転車乗りにも長く愛用されているショルダーバッグを作る同ブランドならではの秘密が散りばめられている。
具体的に使い方を見ていこう。写真の通りかなり大きめに作られたショルダーストラップをちょうど良い位置で調整する。この大きめのショルダークッションが肩の負担を低減してくれる。そして、上側からワンちゃんをスライドさせカバンへフィットさせる。
飛び出し防止フックを取り付け、左右のサイドストラップを調整。最後にウエストストラップで、姿勢が変わっても身体へフィットするよう調整して完成だ。
随所に見られる製作者のこだわりが光る
ショルダーストラップには、自転車のメッセンジャーたちが使うカバンと同じ方式を採用するなどこだわりが見られる。着用者の体型に合わせて素早くフィット感が調整をすることができる。また素材には頑丈かつ軽量な”400デニールパッククロスナイロン”が採用されており、使い終わったあとはさっと畳んで専用のパッキングバッグへコンパクトに収納が可能だ。
ホールド感がかなり高く、ワンちゃんを連れてのハイキングで活躍してくれたり、旅行先で自転車へ一緒に乗って出かけるなど、使用の幅はとても広い。また暑い日などは保冷材を工夫する事で、ペットにもヒトにも優しい使用感となる。
サイズは、Mサイズで体重~6kgぐらいまで、Lサイズで体重5~12kgぐらいまで。XLサイズだと体重8~15kgぐらいが目安。今までスリングをあきらめていた大きさのワンちゃんにも対応でき、ちょっとした抱っこ補助として使用可能だ。
ペットとのお出かけをより活発なものにするためのスリング型キャリーバッグ、愛犬とのアウトドアの思い出作りにいかがだろうか。
商品詳細
Whole “Go Out Sling”
サイズ:M 18,000円(税別) / L 19,000円(税別) / XL 20,000円(税別)
カラー:コヨーテブラウン、ブラック、オリーブグリーン
詳細は “Whole Go Out Sling” で検索