植物や昆虫の細部を観察
スマホ顕微鏡を作ってみよう!
所要時間 約10分
スマホで植物などを撮影・記録し、図鑑として活用する機会が多い。さらにパワーアップさせようと思いついたのが、コレ。スマホのカメラを立ち上げ、自撮りモードにし、レンズ部分にガラス玉が重なるように調整しながら置く。見たい対象物をガラス玉に近づけ、前後左右動かしながらいちばんよく写る場所を見つけて観察すればOK。
材料
ガラス玉…直径2〜3㎜ 1個 EVAシート…厚さ2㎜
作り方
❶EVAシートを1.5㎝×5㎝にカットする。
❷カットしたEVAシートの中心に直径2㎜のパンチで穴を空ける。
❸穴を中心に1㎝×1㎝程度の四角形に油性ペンで黒く塗る。このとき、裏表、穴の中も塗り、よく乾かす
❹黒塗りが乾いた穴にガラス玉を埋め込んだら完成。
パンチで開けた穴を中心に、1㎝四方を油性ペンで黒く塗る。
自撮りモードにし、レンズ部分にガラス玉が重なるように置く。
シャッターボタンを押せば写真も撮れるので、記録に残して、観察日記をつけるのも楽しい。
Be-Nature School
長谷部雅一さん
1977年埼玉県生まれ。キャンプから登山、自然観察まで、野外遊びの達人。さまざまな体験をもとに考案する遊び道具は簡単で実用的。
クライミングロープで
ザイルストラップを自作
所要時間 約30分
クライミングロープを使ったカメラストラップが人気ですが、市販品は1万円以上します。そこでDIYです。材料のクライミングロープはアウトドアショップで1,000円弱、カメラ用ダブルリングはカメラ量販店で500円程度、熱収縮チューブは東急ハンズなどで300円くらい。2,000円以下で、簡単に作れます。
材料
クライミングロープ(8㎜径を2m)
カメラ用ダブルリング
熱収縮チューブ(内径8㎜または10㎜)
作り方
❶ロープを好みの長さに切る。
❷外皮をそのままに、内芯だけ引き出して切り、熱収縮チューブを差し込んでおく。
❸外皮をダブルリングに入れて折り返して縫い付ける。
❹チューブをスライドしてかぶせ、熱湯かドライヤーで収縮させる。
クールシニア・マガジン編集長
中村 滋さん
1944年、東京都生まれ。BE-PAL、DIME、サライなどのライフスタイル誌を創刊した編集者。シニア向けのウェブマガジンの編集長として活躍中。
世界にひとつだけの
流木アートにチャレンジ!
所要時間 2〜3日
ダイコンを前にして料理をするとき、ダイコンの形態はほとんど意識せずに料理をします。流木アートを作るときも同じで、形態に引っ張られすぎると、民芸品的なものになってしまいます。大切なのはテーマです。写真はコスタリカのジャングルの思い出を、たまたま流木を使って作ったものです。
絵本作家 松岡達英さん
1944年新潟県生まれ。生物や自然科学をテーマに活動。現在、長岡市のアトリエを売り出し中。詳細はhttp://www.gw-gallery.com
簡単!コーヒーの麻袋で作る
薪キャリーバッグ
所要時間 約3時間
コーヒーの生豆が入っていた麻袋で作る、薪を運ぶために使用するバッグです。麻袋のデザインはバリエーションが多いので、オンリーワンのバッグができます。麻袋はネットで購入可能です。
材料
コーヒー豆の麻袋
作り方
❶設計図を参考に、本体部分2枚、手持ち部分2枚を裁断。2㎝ほど縫い代を忘れずに。
❷手持ち部分を、縫い代を内側に折り曲げて縫う。
❸本体の縫い代を内側に折り曲げる。②を本体の表裏の生地に挟み、全体を縫い合わせる。
裁縫男子
たかさんキャンプ
ミシンを使いこなし、オリジナルのテントやタープを自作。自粛生活の時間を活用し、ギアを製作。インスタグラムで自作ギア発信中。
ダサいスタッフバッグを
クールに変身させよう!
所要時間 約10分
ナットはMOUNTAIN HARDWEARのロゴみたいでカッコイイし、ひと目で自分のモノだとわかるので、俺は全部、純正のスタッフバッグをこの組み合わせに変更している。細引きをナットに通すときは千枚通しを使って、力技で通すのがコツ。
材料
径2㎜の細引き(好みの長さ)
幅M10㎜(M6)のナット
作り方
スタッフバッグから口紐とストッパーを取りはずし、細引きとナットに入れ替えればOK。
フリーライター
ホーボージュンさん
東京都生まれ。大海原から6,000m級の山まで、世界中を旅する全天候型ライター。独自ブランド『HOBO WORKS』も手がける。
使わなくなった飯盒で
ランプシェード!
所要時間 約30分
古い飯盒にドリルで穴を空け、内側にカラーセロハンを貼り、コード付きの裸電球を仕込んだだけ。中に入れる明かりはヘッドランプなどでもOK。名前を入れて、テントサイトの目印にするのもオススメです。
湯島オートキャンプ場
鎌田篤範さん
1974年群馬県生まれ。縁あって湯島オートキャンプ場(群馬県)のリピーターから管理人に。時間を見つけ、壊れた道具をリメイク。
アケビ巻きを施して、
使い勝手も見た目もUP!
所要時間 約2〜3か月
秋~冬に採ったアケビのツルを日陰で数か月干す。2日ほど水に浸し、表皮を金タワシで落としたものを巻きます。
hnirksさん
自作のアスレチックで
運動不足解消!
所要時間 約60分〜
台風などで流された木を使い、早朝から準備。疲れたらハンモックで昼寝。食事してまた遊ぶの繰り返しです(笑)。
jito_camさん
※構成/松村由美子
(BE-PAL 2020年8月号より)