大注目!自然の中で移住体験ができるツアー&施設
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  • 田舎暮らし・移住

    2020.10.14

    大注目!自然の中で移住体験ができるツアー&施設

    その土地の本当の魅力を知りたいなら、まずは滞在してみるのがイチバン。豊かな自然が楽しめて移住体験ができる場所を紹介いたします!

    見ず知らずの土地にいきなり引っ越すのは不安……。そんな人は市町村やNPO法人などが主催している移住体験ツアーや施設を利用してみよう。気候や自然環境、住まい、定住後の仕事など、現地の「リアル」な暮らしを短期間で効率よく見て回り、体験することができる。

    体験ツアーは自治体によってさまざまなタイプのものが用意されているが、あらかじめ決められたプログラムに参加する「パッケージ型」と、参加者の要望に合わせてプログラムを組んでくれる「オーダーメイド型」に大別される。滞在施設として多いのは自治体などが運営する移住体験用住宅で、数日から数か月滞在できる。これらは全国各地に用意されており、いずれも安価で利用することできる。ただし、観光目的での利用は不可。あくまで移住を真剣に検討している人のみが滞在できる。

    このような「体験住宅」のほかに、農業体験などのワークショップを通じて、移住者や現地の人々と交流できる施設も各地にある。こうした施設では現地の暮らしを知るだけではなく、先輩移住者などから実践的なアドバイスをもらえるのが大きなメリット。移住後も強い味方になってくれる。

    南島の美しさは感動モノ!

    鹿児島県・奄美群島
    「暮らし体験プログラム」

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    鹿児島と沖縄の中間に位置し、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島など有人8島で構成される奄美群島。亜熱帯照葉樹林が広がり、固有の動植物も数多い。オーダーメイドツアーと、フリーに滞在できるプランを用意。

    問い合わせ先 奄美群島広域事務組合 0997(52)6032

    モデルプラン

    観光連盟で
    オリエンテーション

    タンカン収穫体験

    ヤギと触れ合い

    島料理ランチ

    ふり茶体験

    地元食材を使った夕食
    (※徳之島ツアーの例)

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    奄美群島は亜熱帯性気候。徳之島名産のタンカンとサトウキビの収穫体験の様子。

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    奄美地方は日本で数少ないコーヒー豆の栽培地。収穫体験や、美しい朝日を眺めながら地元産コーヒーを味わうプログラムも。

    築150年の古民家で里山暮らし体験

    山梨県・上野原市
    「西原ife体験宿したで」

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    西原地区の里山に佇む古民家をリノベーションした宿泊施設。貸し切りで田舎暮らしを体験できるほか、古民家再生ワークショップや移住者交流会などのイベントを開催し、地域の人との交流も盛ん。宿のオーナー・長田さんは千葉からの移住者。コーディネーターとして相談にのってくれる。
    問い合わせ先 合同会社 古民家のっけ 090(6152)8096

    モデルプラン

    空き家(市内)案内

    山菜摘み、
    うどん作り体験

    宿泊

    雑穀畑で
    お手伝い体験
    (お山の雑穀応援隊)

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    宿から徒歩圏内にある二宮神社。9月の祭礼では五穀豊穣の祝いと家内安全、悪魔払いを祈念し、獅子舞が奉納される。

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    自然体験や収穫体験などのイベントを開催。写真は子供たちとランチを作ってクリスマスパーティを楽しんだ際のもの。

    シェア里山をテーマに
    地元の人と交流

    千葉県・南房総市
    「ヤマナハウス」

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    築300年の古民家をベースにした会員制の交流施設。メンバーは宿泊することも可能。地元の人や移住者、二拠点生活者で集まって古民家の修繕や清掃、裏山の整備、畑仕事、ジビエ肉を使ったBBQなどの月例イベントを開催。ワークショップを通じて、人と自然との共生について学ぶことができる。利用者の年齢は20代から50代までと幅広い。

    問い合わせ先 ヤマナハウス https://yamanahouse.site/

    モデルプラン

    地元の人と
    料理人による
    ワンコインランチ

    古民家/農園/
    キャンプサイト/裏山に
    分かれて里山ワーク

    里山の景色を
    眺めながらの休憩

    夕方早めに作業終了

    希望者は地元民ご用達
    の飲食店で夕飯

    最寄りのバス停まで送迎

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    約2500坪の敷地内には古民家と休耕地、裏山があり、そこを利用してさまざまな田舎暮らし体験ができる。

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    20年近く人が住んでいなかった古民家をメンバーが修繕&大掃除。ここを二拠点生活の起点して利用することもできる。

    地元産の木材でできた
    ログハウス泊

    鳥取県・智頭町
    「中原あけびの家」

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    智頭町は江戸時代に宿場として栄えた歴史ある町。面積の約93%が山林で林業も盛んだ。「中原あけびの家」は地元の智頭杉で作られたログハウス型の移住体験住宅。周辺では山菜採りや水遊び、冬にはスノーシュートレッキングも楽しめる。

    問い合わせ先 智頭町役場企画課 0858(75)4112

    モデルプラン

    智頭宿散策

    昼食

    農作業など各種体験

    森林セラピー体験

    芦津シャワークライミング体験

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    智頭町の人気スポット、芦津渓はブナやミズナラの原生林に蔽われた美しい渓谷。トレッキングのほか、シャワークライミングなどの水遊びも楽しめる。

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    ※モデルプランは代表的なプログラムを紹介しています。また。ツアーやイベントは新型コロナウィルス感染の状況により中止となる場合があります

    ※構成/佐藤旅宇

    (BE-PAL 2020年9月号より)

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