キャンプ飯をDIYでランクアップ!レザーでカトラリーケースを自作してみよう
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    2020.10.19

    キャンプ飯をDIYでランクアップ!レザーでカトラリーケースを自作してみよう

    私が書きました!
    ライター
    マリ
    自然とランニングを愛するアラサー女性。今年はトレイルランニングに挑戦予定!レザークラフトが好きで、靴やカバンも自作しています。

    キャンプの醍醐味、キャンプ飯。そこに持っていくカトラリー、どうやって持っていきますか?

    コンパクトに畳めるタイプや軽量タイプ、様々なものがあると思いますが、グランピングならこんな革のカトラリーケースはいかがでしょうか?

    非日常感を演出するエレガントな白革カトラリーケースの作り方をご紹介します!

    材料

    • 牛革(1mm厚)(40×25cm以上)
    • 革紐(25cm)
    • カシメ

    道具

    • 革包丁
    • 銀ペン
    • 4本菱目
    • 革用の縫い針2本
    • 麻糸
    • 木槌または金槌
    • 穴あけポンチ(2.5mmの穴が開けられるもの)
    • トコノールと磨くためのガラス板、へらなど
    • 革用ボンド

    今回作るもの

    普段から使っているカトラリー。

    今回は普段から使っているナイフ、フォーク、スプーンのケースを作ります。

    一番長いナイフの直径が22cmだったので、今回はこの大きさに合わせて作ります。

    薄い革はハサミでも切れますが、革包丁やカッターで切った方が仕上がりがきれいです。

    1.革をカットします。

    土台の革:21cm×24cm

    本体の革:15cm×10cm(幅5cm、10cmのところに6cmの線を引いておく)

    ベロになる革:15cm×10cm(右下の角を丸くしてアクセントをつけました)

    土台以外の革は塗っても塗らなくてもOK。完成時に見えるところを念入りに磨きます。

    2.全ての部品にトコノールを塗り、ガラス板やへらで磨きます。

    左が塗る前、右が塗った後。

    トコノールを塗り終わったところ。トコノールは革の裏面の毛羽立ちをおさえる糊のようなものです。あってもなくてもいいですが、塗るときれいに仕上がります。

    銀ペンはレザークラフト専用のペンで、黒っぽい革でもよく目立ち、消しゴムで消せます。

    3.縫う場所に印をつけておきます。端から2mmのところに銀ペンで線を入れておきます。

    4本菱目で穴を開けているところ。

    4.印をつけたところに4本菱目で縫うための穴を開けます。

    縫う場所が多いですが、ひとつひとつ縫っていけば大丈夫。

    5.穴を開けたら、麻糸で縫います。最初と最後は2目返し縫いをしてください。

    ちょうどいい大きさの丸いもので円を書くといいでしょう。今回はスティックのりで円を書き、切り抜きました。

    6.留め具を作ります。革を直径2cmの円形に切り取り、中心に2.5mmの穴を開けます。

    ポケットがついている側に開けないよう注意!

    7.本体にも留め具をとめるための穴を開けます。革を裏返し、縦12cm、横から8mmのところに2.5mmの穴を開けます。

    今回は革の大きさに余裕があったので、革紐は本体と同じ革を切って使いました。もちろん市販の革紐でもOKです。

    8.工程7で開けた穴の上下に少し切り込みを入れ、5mmの革紐が通るようにします。

    足が短い方がメス、長い方がオス。

    留め具はカシメで留めます。カシメはオス・メスで一対になっているので、間違えないよう準備します。

    上が裏面から見たところ、下が表面から見たところ。

    9.留め具をカシメで固定します。穴に革紐、留め具をセットし、カシメのオスを上から通します。ひっくり返したらカシメのメスをはめて金槌で叩き、固定します。

    しっかり固定できました。

    しっかり叩いて固定したら、完成です!

    お気に入りのカトラリーを持ち出そう

    白革の高級感あるカトラリーケースができました。

    余裕のある寸法で作ったので、フォーク・スプーン・ナイフがそれぞれ2本ずつ収納できますよ。巻いてしっかり固定するので、持ち運んでも道具同士がこすれて音が鳴ったり傷がついたりするのも防ぎます。

    今回はカトラリーケースを作りましたが、ペンケース、レザークラフト用の道具ケースなど、様々な専用ケースを作ることができます。高さは一番長い道具+2〜3cm程度、ポケットの幅や個数は収納したいものに合わせて適当に調整してください。留め具も紐を結ぶタイプにしたり、金具やマグネットをつけたり、自在に調整できます。

    キャンプのスタイルに合わせて、ぜひお気に入りの道具ケースを作ってみてくださいね!

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