SOTO マイクロレギュレーターストーブSOD-300Sは優れたシングルバーナー
「SOD-300S」は、SOTO(ソト)の代表的なシングルバーナー。寒暖差に左右されにくく、オールシーズン使えます。とてもコンパクト・軽量なので、ソロキャンプにピッタリ。また、登山の際にも大活躍しています。購入してから約7年たちますが、1度も不具合を起こしたことがありません。私が多くの方におすすめしたい一品です。
そこで今回は、SOD-300Sの素晴らしさや、おすすめしたい理由をご紹介していきます。現在、シングルバーナーの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
まずはSOTOというメーカーのことを知ってほしい!
SOD-300Sがおすすめな理由の前に、SOTOというメーカーを簡単に解説します。
1978年に、工業用のバーナー製造会社として「新富士バーナー株式会社」が設立しました。その新富士バーナーが、1992年に立ち上げたアウトドアブランドがSOTOです。製品の製造を全て国内で行っており、造りがとても精密という特徴があります。
バーナーやトーチ・ストーブ・ランタンなどの燃焼器具はもちろん。ダッチオーブンなどの、調理器具も取り扱っています。アウトドア初心者から上級者まで、多くの方から信頼されているブランドです。
今回ご紹介するSOD-300Sは、国内だけではなく海外での評価も高くなっています。数々の権威ある賞を受賞しており、世界中で性能の高さが認められています。販売から10年たった今でも、多くの人々から支持されている名機です。
マイクロレギュレーターストーブSOD-300Sがほかのバーナーより優れているところ
まずは、SOD-300Sの良いところを4つご紹介します。全てをお伝えすると長くなるので、とくにお伝えしたい4つに絞りました。
実際に使用して感じたことなので、すでにこのガスバーナーを知っているという方もご覧ください。
五徳一体型でコンパクト
SOD-300Sの五徳は折り畳み式で、本体と一体化しています。パーツがバラバラになることがないので、無くしてしまう心配がありません。五徳も厚めに作られているので、耐久性もあります。
折りたたんだ状態だと、手のひらに収まるサイズ。クッカーの中に収納して持ち運ぶことができます。軽量化を徹底的に追及しており、重量はたったの73gしかありません。この重量で圧電点火装置が付いているのは驚きです。
大きく、操作性に優れる火力調整つまみ
五徳と同様に、折り畳み式のつまみも操作性が良くなっています。長さがあるので、熱の影響を受けることがありません。バーナー使用中でも、火力の調整がしやすくなっています。
取っ手式なので、ちょっと手が触れただけで回ってしまうということがなく、安全です。また、バネが入っているので、ある程度の位置まで倒すと、自動で折りたためます。また、左右どちらにも倒すことができるので、収納時のストレスもありません。
寒さに強い
ガスを使ったバーナーは寒い地域では、火力が弱くなるといわれています。しかし、SOD-300Sは火力の低下を防ぐ「マイクロレギュレーター」を搭載しています。外気温に影響されることなく、OD缶の高火力を十分に発揮することができます。氷点下(-5度)での過酷な状況でも、安定した火力を維持することが可能。
ドーム型の火口は、火が均一に広がり、ムラなく温められます。炎が一点に集中しないので、料理が焦げ付くこともありません。
しかし、風影響を受けやすいという特徴もあります。専用の「風防(ウィンドスクリーン)」を使うと、風の影響を軽減することができます。「風防(ウィンドスクリーン)」には、OD缶への熱影響を抑える効果もあります。
Oリングが2つ付いており、ガス漏れしない
SOD-300Sのボンベ取り付け口には、Oリングが2つついています。そのおかげで、本体とOD缶がしっかりと密着し、ガスが漏れるということがありません。OD缶を取り外す時にガスのニオイが全くしません。
ただし、OD缶を取り付ける際には、自然に止まるよりも、ややきつめに締めないといけません。締め付けが不十分だと、つまみを回してもガスが出ません。
全体的に満足度が高いシングルバーナー
SOD-300Sは、非常にコンパクトでありながら、火力・使いやすさ・耐久性に優れています。また、安全面に関しても、申し分ない造りになっています。
そして、何よりもかっこいい。
品質や見た目、それから極限まで荷物を減らしたいという方には特におすすめです。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
使用時サイズ:幅96×奥行94×高さ86mm
収納時サイズ:幅52×奥行52×高さ81mm
本体重量:73g
発熱量:3.3kW(2,800kcal/h)
使用時間:約1.5時間(SOD-725T使用時)
価格:6,930円(税込)