
たとえ出番は少なくても……。持っておきたいソーラーパネル
太陽光を利用した製品がぞくぞく登場する現代で、アウトドア系のソーラーパネルメーカーといえば、2008年にアメリカで生まれた「ゴールゼロ」。いまやソーラーパネルに限らず、モバイルバッテリーやライトなども開発し、ますます存在感を増しているようです。
僕も10年近く前に購入した同社のポータブルソーラーパネルを持っています。 「使っている」ではなく、「持っている」と表現しているのは、正直なところ、ほとんど出番がなかったからです。

10年くらい昔のモデルである「ガイド10プラスアドベンチャーキット」。NOMAD7というソーラーパネルが中心の”セット”でした。
というのも、僕が持っていた「ガイド10プラスアドベンチャーキット」というモデルは、もろもろ含めると500gほどの重さで、購入当時は”すごく効率よく発電できるな!”と思っていたのが、世の中の技術革新が進むにつれて、いまや”発電効率がイマイチだな”というふうに使用感が変わってしまったのです。実際、これで乾電池型の充電池をチャージするよりも、ホンモノの乾電池を持っていったほうが圧倒的に軽量だったりして……。なにしろ単3乾電池は1本25g弱ですから、「ガイド10プラスアドベンチャーキット」の重量と比較すれば20本くらい持っていける計算になってしまうんです。
アウトドア旅に、災害対策に。できるだけ機能的なものを。
しかし! 災害対策にアウトドアギアを活用する動きがますます活発化するなか、やはりポータブルなソーラーパネルは手元に置いておきたいもの。そこで、僕はゴールゼロの新しい製品を新調することにしました。それが昨年発売された「NOMADO5 Solar Panel」であります。

「NOMADO5」は重量360g。サイズは240×178×28㎜で、最大出力は5Wになります。
デザインもすっきりしていて、非常にシンプル! パネル自体の重さは360gで、組み合わせるモバイルバッテリーによって持ち歩くときの総重量は変わってきます。しかし、重要なのは軽量化以上に、発電効率のパワーアップ! 現代的な”使える”モデルになっているんです。

裏面もシンプル。中央にUSBを差し込む端子がつき、地面にも立てられるようになっています。
ただ、やはり1~2泊程度の旅であれば、このようなソーラーパネルよりも、小型のモバイルバッテリーを持っていくほうが軽量でいて手軽というもの。しかし、僕が今年行なった北海道の知床や沖縄の離島で1週間以上のアウトドア生活となると、ソーラーパネルのメリットが活きてきて、なかなか”使える”んです。スマートフォンなどは辺鄙なところに行くほど、微弱な電波をとらえるためにバッテリーを浪費したりしますが、このようなソーラーパネルがあればバッテリー切れをあまり気にせずに済みますからね。そしてなにより、大地震のような災害に備えるためには「一家に一台」、このようなソーラーパネルを用意しておいたほうがいいと思うのです。
ソーラーパネルのついでに、ライトも入手!
近年のゴールゼロは、ソーラーパネル以外の製品も充実しています。他社では見られないような独自進化しているものも多く、僕はソーラーパネルを吟味してるうちに、ついいっしょにランタンも購入してしまいました。それも2つ!

折り畳むと15㎜という薄さになる「Crush Light Chroma」。しかも光は7色に変身!
ひとつは昨年発売の「Crush Light Chroma」。60ルーメンのLEDライトがついていて、光は時間とともに7色に変化。その気になればアウトドアでの”パーティタイム”を演出できます。僕のようなアウトドアでパーティーをするはずもない静粛を好む男には、単色(白色)の「Crush Light」というもので十分だった気もしますが、そのあたりはまあ勢いで。
ソーラーパネルも付属。だけどUSB充電が現実的

白色モードにした状態。実際はもっと明るくでき、最高照度のときは約3時間、低照度のときは約35時間使うことができます。

こんな感じに光の色が変化。ソロキャンプのときに、7色点灯モードにすると、妙にさみしい気持ちになれます。
ゴールゼロらしく、「Crush Light Chroma」には小さなソーラーパネルがついていて、これ自体で充電可能。しかしフルに充電するには約20時間もかかるので、僕はもっぱらUSB接続で手っ取り早く充電しています。これなら約2.5時間で済んでしまいますからね。完全防水もうれしく、今年の夏はかなり活躍してくれました。
こいつはすごい! 現代のランタンの最高レベル
もうひとつ買ってしまったランタンは「Lighthouse Micro Flash」。こいつは手の平に1本どころか3~4本乗るほど超小型なのに150ルーメンと、直視できないほどの大光量! 光もうまく拡散されるし、ちょっとビックリするくらいの実力を持っています。

「Lighthouse Micro Flash」は約93×37.75mmというサイズで、約68g。すさまじい高機能ぶりです。
USBで充電できるこの製品、発売開始は2016年と新しいものではないのですが、じつは今も売り切れが続出するほどの人気商品。たしかに、軽量、コンパクト、高照度、耐水性抜群と、ランタンに必要な機能をたっぷりと備え、現代のアウトドア用ランタンではトップクラスに位置していることは間違いありません。僕は手に入れられてラッキーだったのかも。

頭の部分にもライトがついており、手で持てば懐中電灯のようにも使用できます。これもなかなか便利な仕様です。
「Nomad 5 Solar Panel」は長旅のときに重宝していますが、普段はどちらかといえば”災害対策の重要備品”という位置づけ。それに対し、「Crush Light Chroma」と「Lighthouse Micro Flash」は最近のアウトドア遊びには欠かせない”重要小物”といったところでしょうか。
それにしても、ランタン2つは買い過ぎだったかな……。どちらも気に入っているので、まあいいか!