キャンプの夜を盛り上げるのは、なんといっても焚き火と野外料理。最近は炎を楽しみつつも、料理にも使える実用性の高いものが人気だ。
軽く持ち運びしやすい焚き火台と重くて丈夫な焚き火台
その中でも、携行性を重視した、軽量でコンパクトなタイプと、重いダッチオーブンなどを支える剛性があり、グリルにも使える汎用性タイプと、2タイプに分かれる。とくにソロキャンプブームをうけて、小型タイプも続々と登場している。
環境面やマナーの問題から直火禁止のキャンプ場も増えているので、いまや焚き火台はキャンプの必須アイテム。スタイルに合わせて選んでみよう!
1. 精度の高いレーザーカット技術がキモ
ロゴス/Logos the ピラミッドマスター ¥54,000
従来モデルの約3倍も厚いステンレスを採用し、サビにも強く、高い耐久性を実現。11パーツをスリッドに差し込むだけで組み立てる、日本製ならではの精巧さ。
- サイズ(約)=幅51×奥行き51×高さ31cm
- 収納サイズ(約)=幅51×奥行き51×高さ2cm
- 重量(約)=9.6kg
- 問い合わせ先 ロゴスコーポレーション・コンシューマ係 0120-654-219
2 .豪快な炎を楽しむ62㎝角の広々モデル
ファイヤーサイドアウトドア/ポップアップピット ¥14,000
今までにないスケールが魅力。グループキャンプに最適。ステンレス製のメッシュの火床で、効率よく空気を送り込み、80%の煙を除去。ヒートシールドも付属。
- サイズ(約)=幅62×奥行き62×高さ39cm
- 収納サイズ(約)=幅13×奥行き13×高さ68.5cm
- 重量(約)=3.6kg
- 問い合わせ先 モチヅキ 0256(32)0860
3. 簡単、即行、安定性抜群と三拍子揃い踏み
ホール アース/クイックアップ焚き火台EX ¥18,000
パタンと広げるだけでセット完了。四面がステンレスメッシュ構造で、軽量化と高い燃焼効率を実現。専用のロストル(¥6,600)があれば調理の幅も広がる。
- サイズ(約)=幅41×奥行き41×高さ32cm
- 収納サイズ(約)=幅50×奥行き11×高さ50cm
- 重量(約)=7kg
- 問い合わせ先 フラッグ カスタマーセンター 0120-000-813
4. 二次燃焼を促進する二重構造がウリ
モンベル/フォールディングファイヤーピット ¥16,900
燃焼室の側面は二重構造、さらに深型にすることで、火力が最後まで持続し、燃え残りと煙が少ない。通常の薪がスッポリ収まるサイズ感も◎。焼き網を付属。
- サイズ(約)=幅42×奥行き22×高さ30cm
- 収納サイズ(約)=幅42×奥行き5×高さ30cm
- 重量(約)=4.1kg
- 問い合わせ先 モンベル・カスタマー・サービス 06(6536)5740
5. コスパモデル
約35mmと薄〜く収納して楽々携行
テンマクデザイン/フラット焚き火台(M) ¥4,980
ワンタッチで広げた脚の上に火床を置くだけ。シンプルながらドッシリした安定感がある。S(幅21.8cm)、M(幅32.5cm)、L(幅41.8cm)とある。収納袋は別売り。
- サイズ(約)=幅32.5×奥行き32.5×高さ19.5cm
- 収納サイズ(約)=幅50×奥行き26×高さ3.5cm
- 重量(約)=2.5kg
- 問い合わせ先 WILD-1事業部 028(651)0570
6 .コスパモデル
BBQコンロメーカーならではの独自デザイン
ONOE/フォールディングファイアグリル35 ¥5,300
脚を開いて、本体パネルを内側に押し下げる独自構造。かまど型になるファイアグリルやトライポッド、焚き火テーブルなどオプションが豊富なのもうれしい。
- サイズ(約)=幅35×奥行き35×高さ28cm
- 収納サイズ(約)=幅35×奥行き5×高さ35cm
- 重量(約)=3kg
- 問い合わせ先 尾上製作所 079(232)1261
※構成/大石裕美 撮影/山本 智
(BE-PAL 2020年10月号より)