簡単調理で冷めても美味しいポップコーンは、アウトドアにぴったり!
キャンプやBBQなどのアウトドアでは、加熱するだけで食べられる手軽な食事が重宝します。また、キャンプは複数人ですることも多く、味の好みは人それぞれなので、個々人に合わせた味付けができるとなお良いですよね。
そんなことを考えるキャンパーにおすすめなのが、自作のポップコーンです。ポップコーンは容器に入れたコーンを炒るだけで簡単に作ることができ、冷めても美味しく、アウトドアにぴったりです。
今回はそんなポップコーンを自作するための、ポップコーンメーカーの作り方をご紹介します。材料は100円ショップですべて購入できるため安価で済み、材料のアルミ容器はそのままポップコーンの入れ物として使えます。
ポップコーンの弾ける音は、子どもから大人まで心が躍ります。キャンプで作れば盛り上がること間違いなしですよ。ぜひ試してみてください。
ポップコーンメーカーの作り方
準備するもの
・金属製ハンガー(ゴムの被覆が剥げるもの)
・アルミ容器(パウンドケーキ型がおすすめ)
・ダブルクリップ
・カッターナイフ
・ペンチ
金属製ハンガーは、ポップコーンメーカーの持ち手になります。金属部分のみを使うため、滑り止めのゴムの被覆が剥げるものなどを選びましょう。
アルミ容器は深型のものを選びましょう。できあがったポップコーンがあふれにくいです。
作り方
金属製ハンガーの被覆を取り除きます。カッターナイフを使って被覆に切り込みを入れ、すべて剥がしましょう。
カッターナイフを使う際は、怪我をしないように慎重に作業しましょう。
ハンガーの首部分を切断します。ペンチで何度か折り曲げると、ハンガーを切断することができます。
切断後のハンガーの切り口で怪我をしないように気を付けましょう。
ハンガーをアルミ容器の形に合わせて、ペンチを使って折り曲げます。
アルミ容器のフチがハンガーに引っ掛かかるように、ハンガーのサイズを調整しましょう。
持ち手のハンガーとアルミ容器を、ダブルクリップを使ってしっかり固定します。
コーンを炒る際に、アルミ容器を軽く左右に振ります。固定が甘いと振るのが難しくなりますので、ダブルクリップを複数個使って、ぐらつきが無いように固定しましょう。
逆さまにしたアルミ容器を重ね、ダブルクリップで固定します。
容器の片側のみを固定して、開閉できる蓋のようにします。これでポップコーンメーカーの完成です。
ポップコーンの作り方
ポップコーンに使われるコーンは、スーパーや全国展開の輸入食品店カルディで購入できます。
コーンは賞味期限が長く、2年程度は保存がききます。キャンプで一度に食べきれなくても、袋を密封して次のキャンプまで保存しておくことができます。ただし、調理前に必ず賞味期限・消費期限を確認するようにしましょう。
アルミ容器にコーンを入れます。できあがりの量の目安として、コーン同士が重ならないようにアルミ容器の底一面に入れると、ちょうどアルミ容器いっぱいの量まで膨れます。
コーンが軽く浸かるくらいの量まで油、もしくは溶かしたバターを入れます。
コーンと油を容器に入れたら蓋を閉めます。弾けたコーンで蓋が開かないように、閉じた蓋をダブルクリップで固定しましょう。
弱火でゆっくりとコーンを炒ります。火加減が強いと、弾けた後のコーンが容器内で焦げる可能性があります。火はできるだけ弱くしましょう。
加熱中に持ち手のハンガーが熱くなる場合があります。必ず手袋などをして、火傷をしないように気を付けましょう。
加熱を続けると、容器の蓋に弾けたコーンが当たり、「カツン!」と激しい音が鳴ります。コーンがある程度すべて弾けると、蓋にコーンが当たらなくなり、「ポン!」とこもった音に変化します。
コーンの弾ける音が鳴らなくなったら火を止め、容器が冷めるまで待ちます。加熱直後の容器および持ち手は、高温になっているので気を付けましょう。
蓋を開けたら好みの味付けをし、再度蓋を閉め、ポップコーン全体に味が付くように容器をよく振りましょう。味が付いたら完成です。
キャンプで作れば、子どものおやつにも、お酒のおつまみにもなる!
ポップコーンは簡単に作れて、子どものおやつにもお酒のおつまみにもなるので、キャンプにおすすめです。
特にアウトドアスパイスはポップコーンと相性抜群なので、味付けに悩んだらぜひ試してみてください。ビールと最高に合いますよ。
ポップコーンメーカーを作って、持ち手部分とダブルクリップを捨てずに持っておけば、100円ショップでアルミ容器を買うだけで、何度もポップコーンが作れます。
キャンプのおやつ・おつまみの新定番に、簡単で美味しいポップコーンはいかがでしょうか。