眠れない夜に終止符を!?コスパ最強のKLYMITのスリーピングマット!
テント泊の底冷え対策、みなさんどうしてますか?
秋から春にかけての寒い時期に「寒くて寝付けない」とか「足が冷えて明け方に目が覚めてしまった」など、辛い思い出を持っている人もたくさんいると思います。
今回はそんな「キャンプの思い出の良し悪しを決める」と言っても過言ではない、睡眠に関するおすすめギア、スリーピングマットをご紹介いたします!
テント泊の底冷え対策と言っても、キャンプスタイルによっていろいろな種類があると思いますが、個人的にスリーピングマットが1番重要だと思っています。
優れたスリーピングマットをひとつ追加するだけで、寝心地が改善され、夜の底冷えから守られます。
スリーピングマットの種類
スリーピングマットは大きく分けて、2種類のタイプがあります。
フォームマット
ひとつはフォームマットと呼ばれる、強度のあるスポンジのような素材のタイプで、サーマライト社のZライトソルなどが、このフォームマットにあたります。
アコーディオンのようにパタパタと折り畳めるものや、筒状に丸められるものがあります。
少しかさばりますが、軽量性に優れているのが特徴です。
エアーパッド
もうひとつは、今回ご紹介するKLYMITのように、バルブから空気を入れて膨らませるタイプです。
断熱材に空気を採用しているため、収納時のコンパクトさには驚かされます。
膨らませる手間がかかるので、設営には30秒~1分程度かかりますが、個人的にはこのタイプがおすすめです。
商品によっては、スリーピングマット内部にスポンジ素材を使い、バルブを開くだけで自動で膨らむものもあります。
KLYMIT Insulated Static V Lite
今回ご紹介させていただくのは、アメリカのKLYMIT社から販売されている、4シーズン対応のInsulated Static V Liteというモデルです。
KLYMIT社から販売されているスリーピングマットの中でも、暖かさや重量、価格のバランスがとても良く、特にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
スペックは以下のとおり。
重さ:567g
展開時サイズ:187×57×6cm(長さ×幅×厚み)
収納時サイズ:20×8cm
R値:4.4
設営時間:30秒~1分
2020年12月2日現在の価格:9,824円(US$94.95)
設営はとても簡単で、マットを広げ、バルブから口やポンプを使って空気を送り込むだけです。
公式サイトには、口で10~15回ほど息を吹き込むと膨らむ、と記載されていますが、僕の場合は少し気合を入れると8回でパンパンに膨らませることができました。
バルブは空気が一方通行になる設計なので、途中で口を離しても空気が漏れることはありません。
他社のエアーマットよりも大口径の特殊なバルブを採用しているため、空気を抜く際も一瞬でペタンコにできます。
きれいに畳めずに、収納袋になかなか入らないなんてこともありません。
エアーパッドならではの寝心地調整が可能!
空気で膨らむエアーパッドならではですが、空気圧を調節することでお好みの寝心地にできます。
地面にこのマットを敷いて寝る時は少しだけ空気を抜くことで、柔らかめの寝心地にできますし、固めのマットが好きな方はパンパンに膨らませた状態で使用すると、かなりしっかりした反発のあるマットとして利用することができます。
特におすすめするポイント
僕が特におすすめしたいのが、持ち運び時のコンパクトさと暖かさです。
一般的なフォームマットなどもかなり軽量ですが、どうしても収納サイズが大きくなってしまいます。
オートキャンプなど荷物に余裕のある場合は問題ありませんが、ひとつのバックパックに全ての荷物をまとめる必要がある登山や、積載に制限のあるツーリングキャンプなどは、やはりコンパクトさという点がとても重要だと思います。
また、暖かさの点でもこのInsulated Static V Liteはおすすめです。
重量わずか567gに対して、R値という暖かさを示す数値が4.4となっています。
このR値4.4とは冬の積雪期にも使用できるレベルの暖かさを示しています。
もちろん、寝袋などその他の要因によって暖かさは変わってきますが、地面からの冷気をシャットアウトできると、かなり快適に眠ることができます。
まとめ
僕がこのスリーピングマットを購入し、まだ半年程度ですが、大満足のスリーピングマットです!
価格は安いとはいえませんが、コストパフォーマンスはとても優れていると思います。
コンパクトなスリーピングマットを探している方は、候補のひとつとして見てみてください。