キャンプで、串揚げなどの揚げ物を楽しむ機会も多いと思います。しかし、気になるのが調理後の油(廃油)の処理。家庭では、調理後の油は、オイルポットなどで保管できますが、アウトドアでは廃油の処理に困りませんか?
そこで今回は、廃油と100均グッズを使って作る、カラフルなキャンドルをご紹介します!キャンプで廃油の処理に困ってるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
材料
- 廃油
- 油凝固剤
- クレヨン
- 太めのタコ糸
- シリコンカップやシリコンの型など
- 耐熱性の容器
上記の材料以外に、割り箸、キッチンペーパーやコーヒーフィルター(油をこすのに使います)、油を温める鍋、スプーンやハサミ、カッターなどをご用意ください。香りをつけたい時は、アロマオイルも用意してくださいね!
基本の作り方
それではさっそく作っていきましょう!まずは基本の作り方からご紹介します。
1 廃油を温めて油凝固剤を入れる
廃油を火にかけ、沸騰する手前で火を止めます。その後、油凝固剤を入れてよくかき混ぜてください(温度計がある場合は80度以上温めてください。温度が低いと固まりません)。
揚げカスなどが残っている場合は、キッチンペーパーやコーヒーフィルターなどでこして、あらかじめ取りのぞいておくようにしてください。また、廃油を火にかける際は火傷などに十分注意して作業しましょう。
2 耐熱性の容器にカットしたタコ糸を固定する
タコ糸を割り箸にはさんで、入れ物に固定します。
3 廃油を入れる
廃油を入れたら、30分〜1時間ほど放置しておくと固まります。(気温にもよります)
ここでも火傷などに注意して作業を行ないましょう。
4 できあがり
余分なタコ糸をハサミでカットしたら、できあがりです。
アレンジ例
廃油を可愛い容器に入れるだけでも、とても可愛いキャンドルができあがりますが、さらに色をつけたり、香りをつけてアレンジするのもおすすめですよ。
アレンジ例1
好きな色のクレヨンを、カッターやハサミで削ります。
廃油を入れて、割り箸などでかき混ぜます。あとは固まるのを待って、余分なタコ糸をカットしたらできあがりです。
アレンジ例2
廃油が固まったら、その上にまた廃油を入れて、違う色の層を作るととてもキレイなキャンドルが作れます。
クレヨンを大きめに削って廃油を入れた後、軽くかき混ぜるとマーブル状のキャンドルに仕上がります。クレヨンのつぶつぶを残したまま固めても可愛いキャンドルができますよ!
アレンジ例3
シリコンカップを使うと、小さいキャンドルがたくさん作れます。
固まった廃油をシリコンカップから外すとできあがりです!ガラス容器に入れてプレゼントしても喜ばれそうですね。
アレンジ例4
好きな香りのアロマオイルを混ぜると、香り付きのアロマキャンドルのできあがり!
100均グッズと廃油で作るキャンドルで冬キャンプを彩ろう!
今回は100均グッズと廃油を使って、可愛いキャンドルを作りました。廃油を利用して、キャンドルが作れるなんて、一石二鳥ですよね!好きな色や好きな香りにアレンジして、冬キャンプの夜を彩ってくださいね!