マットは秋冬キャンプの重要アイテム
春夏のにぎわいが段々と落ち着きをみせ、よりゆったりとした時間が楽しめる秋冬のキャンプ。澄んだ空気に満点の星空の下、焚き火に当たるのは最高ですよね。
さて、それではそろそろ寝ようかとテントに入り寝袋にくるまりますが…寒くて寝られない!なんて経験はありませんか?特に、寝袋は冬用を買ったはずなのに、なぜか身体が冷えて眠れないという場合、その原因はマットにあるかもしれません。
そこで今回は寒い時期のテント泊におすすめの、THERMAREST(サーマレスト)のプロプラスマットを紹介します。ちなみに私が長く使用しているのは前のモデルで、最新モデルは「プロライトプラス」という名前で販売されております。
プロプラスマットのおすすめポイント
つらい底冷えにサヨナラ
サーマレストのプロプラスマットは、中に断熱性のあるフォームが入っているので、底冷えをしっかりと軽減してくれます。
寒い時期のテント泊で盲点となりがちなのが、マットによる底冷え対策です。せっかく良い寝袋を買っても、地面からの冷えをうまくシャットアウトできないと、寝袋の本来の性能を発揮することができません。
秋冬のキャンプで快眠するには、寝袋だけでなくマットにもこだわるのがおすすめです。
ソロキャンプに嬉しい軽量コンパクト仕様
レギュラーサイズで650gととても軽く、携行性に優れています。サーマレストは登山・キャンプ用マットレスの専門ブランドだけあって、断熱性と携行性を両立しています。
秋冬用のキャンプマットは、重くかさばってしまうものが多いです。そんな中、軽量コンパクトなプロプラスマットは、荷物のかさを減らして軽量化したい方に特におすすめできるマットです。
自動膨張式で設営がカンタン
空気を入れるタイプのマットは、自分で膨らますのが大変だと思われがちです。しかし、インフレーターマットはある程度まで自動で膨らんでくれるので、設営が非常に簡単です。
収納袋から取り出し、バルブを開けて数十秒待つと、中に入っているスポンジ状のフォームが自分で膨らんでくれます。
後はお好みで空気を入れて、自分の寝心地が良い程度まで膨らませれば設営完了です。
畳むのには少し慣れが必要
インフレーターマットは中にフォームが入っているため、通常のエアーマットと比べると、撤収の際には少しコツが必要です。基本的には端から巻いていくだけなのですが、適当に巻いてしまうと収納袋に収まらなくなってしまいます。
まずは、バルブを開けて少し空気を抜きながら、収納袋の幅に合わせて折り畳みます。
その後は幅があまり変わらないように気を付けながら、端から巻いていきます。巻く時には力を入れ、中のフォームを少し押しつぶしていくようなイメージで巻いていくと、きれいに収納できます。
インフレーターマットを使ったことが無い方は、キャンプ場で収納できなくなってしまった!などということにならないように、家でよく練習しておきましょう。
重ねて使えばさらに暖かい
1枚でも十分な暖かさですが、厳冬期など特に寒いときにはマットを2枚重ねにしてみましょう。マットを重ねることによって更に断熱性を高めることができるので、より暖かく快適に寝ることができます。
エアーマットと重ねるとフワフワしすぎて寝づらいという方は、銀マットなどのクローズドセルマットの上に重ねるのもおすすめです。
定期的にメンテナンスを
インフレーターマットはカビや汚れを放置すると、そこから生地が剥離して空気が抜けてしまいます。使いたいときに問題なく使用できるよう、定期的にお手入れをしましょう。
お手入れと言ってもそこまで面倒ではないのでご安心を。「キャンプから帰ってきたらカビないように広げて乾燥させる」「酷く汚れてしまったら中性洗剤でさっと洗う」という2点に気を付けておけば大丈夫です。
サーマレストのインフレーターマットは、秋冬用のマットにお悩みの方にはぜひ試してみていただきたいマットです。断熱性・携行性共に優秀なので、ソロキャンプはもちろん登山でも十分活躍すると思います。
サーマレスト プロライトプラス(Rサイズ)
サイズ:3.8×51×183cm
収納サイズ:28×12cm
重量:650g
価格:14,000円(税別)