冬のキャンプで必須の身体ポカポカレシピ
香辛料などのスパイスや、生姜などの薬味を入れたキャンプ飯は、温かい料理が食べたくなる冬キャンプにはもってこいですね。先にあげた食材以外にも、根菜類や、冬野菜なども身体を温めてくれる効果が期待できます。
そして、肉類の中で一番身体を温める効果が高いと言われているのが、ラム肉です。冬の寒さをしのぐため、昔から北海道や、岩手県遠野市、長野など雪深い地域ではジンギスカンを食べる習慣がよくあるようです。
今回ご紹介するレシピは、ラム肉独特の臭みが苦手な方でも、美味しく召し上がっていただける作り方になっています。冬キャンプを温かい料理で楽しみたい!という方は、ぜひお試しください。
材料(3人前)
ラム肉の薄切り 200〜300g
にんにく 1片
生姜 1片
長ねぎ 1本
セロリ 0.5本
人参 1本
じゃがいも 小5個
トマト缶 1缶
サラダ油 適量
塩 適量
ラム肉は薄切りのものが手に入らなかった場合は、焼肉用や、塊のお肉を使用しても良いです。じっくり煮込んで柔らかくするので、大きめサイズに切っても、食べ応えがあって美味しくオススメです。
身体を温める効果が高い生姜をたっぷり食べたい方は、お好みで増量しても良いです。薄切りにするので、それほど辛味も感じません。
野菜はれんこんや、ごぼうなどの根菜類を追加して作っても、具沢山で美味しいです。煮込み時間が長いので、煮崩れにくい食材を選びましょう。
じゃがいもは皮をむいて一口大に切ります。煮崩れしにくいように、少し大きめに切りましょう。
人参はいちょう切り、セロリと長ねぎは小口切りにします。にんにくと生姜は薄切りにします。生姜は皮付きのまま使用すると、身体を温める効果がアップします。
鍋にサラダ油、にんにく、生姜を入れて弱火で加熱します。
薬味の香りが出てきたら、ラム肉を入れて炒めます。
ラム肉がしっかりほぐれて、火が入ってきたら、人参、長ねぎ、セロリを入れて炒めます。
根菜を追加する場合は、このタイミングで一緒に入れましょう。
トマト缶、水(500cc)を入れて煮込みます。中火で加熱し、沸騰したら弱火にして、蓋をしながらゆっくり煮込みます。
20〜30分ほど弱火で煮込むと、トマトの酸味がなくなり、ラム肉の旨味がスープにうつります。味付けは塩のみなので、ここでじっくり煮込むことが、美味しさの秘訣です。
仕上げにじゃがいもを入れて、柔らかくなるまで煮込みます。
じゃがいもが柔らかくなったら、塩を入れて味を整えます。
器に取り分けて完成です。ご飯と一緒に食べても美味しいですが、バケットなどのハード系のパンをつけながら食べてもオススメです。具沢山に仕上がっているので、これ1品だけでもしっかりお腹が満たされますよ。
ハーブや、唐辛子などを入れると、簡単に味を変えることができるので、器の中でお好みの味付けに仕上げても良いですね。
冬キャンプの定番には、ラム肉料理がオススメ
ラム肉が体を温めてくれる理由としては、体内の新陳代謝を促し、冷えを防いでくれる栄養成分が多く入っている為です。生姜や、長ネギ、にんにくなどの薬味も入っているので、さらに血行が良くなる効果も期待できます。
ラム肉の気になる臭みも、トマト缶で煮ることで食べやすくなります。肉も長く煮込むことでとても柔らかくなるので、お子様も美味しく召し上がっていただけますよ。冷めてしまうと、他のお肉料理同様、脂が固まってしまうので、ぜひ温めて召し上がってみてくださいね。