冬キャンプにおすすめのテントは?選び方と人気の冬用テント16モデルを紹介
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    テント

    2024.01.13

    冬キャンプにおすすめのテントは?選び方と人気の冬用テント16モデルを紹介

    冬キャンプを快適に過ごすには、冬用テントが必須です。さまざまな種類から、自分の冬キャンプのスタイルに合ったものを選びましょう。冬用テントの選び方のポイントとテント内での寒さ対策、今、おすすめの最新商品を紹介します。

    冬キャンプに冬用テントが必要な理由

    テントには、3シーズン用と、4シーズン使える冬用があります。

    一般的なテントの多くは3シーズン用で、夏の暑さ対策としてインナーがメッシュになっているなど、通気性と防水性を重視しています。軽量でコンパクトに収納できるものが多いのも特徴です。

    一方、冬用テントは3シーズン用に比べるとかさばりがちですが、保温性を重視し、積雪時の使用にも対応しています。冬場のキャンプや登山を楽しむときには、冷え込みにも雪にも耐えられる冬用テントが安心です。

    冬用テントを選ぶときのチェックポイント

    冬キャンプに最適なテントの選び方や特徴を紹介します。注目すべきポイントは以下の5つ。

    スカートがついているか

    スカートとは、フライトシートの四方から地面に伸びているカーテン状の生地のことです。スカートがあれば、外からの寒い隙間風や幕下から入り込む冷気への対策になります。テント内の空気も外に漏れにくくなるので、保温性も高まります。

    素材はコットンやポリコットン

    結露の発生を抑えるには、コットンやコットン混紡のTC素材など、通気性に優れた素材を選ぶようにしましょう。また、外で焚き火をしたり、石油ストーブや薪ストーブ、ヒーターなどの暖房器具を使用したりする場合には、難燃性の素材を選ぶと安心です。ただし難燃性素材のテントであっても、テント内での火器の使用はほとんどの場合NG。キャンプ場ではテントの上部に穴を自作して煙突を出している人も見かけますが、取り扱い説明書をよく読み、火気厳禁のテントでは使用しないように注意しましょう。

    ベンチレーションが十分にできるか

    換気機能があるかも重要なポイントです。結露対策として、上部と下部をしっかり開放して換気ができるベンチレーションを備えているものを選びましょう。下部だけでなく上部にもベンチレーションがあることで、空気が自然に対流し、通気性がアップします。

    冬に適した構造になっているか

    寒さや雪など、冬キャンプならではの環境に適した構造のテントを選ぶのもポイントです。例えばインナーテントがメッシュ仕様でフルクローズできないものでは、幕内はかなり寒く厳しい環境になります。反対に、天井が高く、換気口がしっかりあり、前室が広いテントなら暖房が使用しやすいので、暖かく過ごすことができます。2ルームテントなど二重構造のものも、幕内を温かく保ちやすくなります。雪対策としては、頂点にベンチレーションがあるワンポールテント(ティピーテント)の形状なら、雪が積もる心配がいりません。

    ソロキャンプでも設営しやすいシングルウォールのテントは、冬に使用する場合、テント内に結露しやすいので要注意です。最近はダブルウォールでも軽量化が進んでおり、軽さやコンパクトさが重視される雪山での山岳テントでもダブルウォールを選ぶ人が増えています。ダブルウォールでも、フライシートがインナーテントを完全にカバーできるものを選びましょう。

    狭すぎないサイズ

    冬キャンプでは防寒対策のマットや毛布など、なにかとテント内に入れて使う装備が増えがちです。すべてを入れ込んでも狭くならない大きさのテントを選びましょう。ただし、テントが広くなると寒くなりやすいのも事実なので、広すぎず、狭すぎないものを選ぶのがポイント。大型のティピーテントも冬のキャンプ場ではよく見かけますが、広さだけでなく、使うスペースがひとつだと、温めるときに効率がいいというメリットがあります。

    冬のテント泊の寒さ対策におすすめの装備

    冬のテント泊を快適に乗り切るには、テント選び以外の寒さ対策も万全にしておきましょう。役立つ装備や工夫を紹介します。

    コット

    寝るときにコットがあれば、地面からの底冷えを直接受けません。マットと寝袋だけの場合より、冷気に邪魔されず快適に眠ることができます。ベンチ代わりに使用することもできる、あると重宝するギアのひとつです。

    シェルターやスクリーンタープ

    暖かく過ごすために活用したいのが、シェルターやスクリーンタープ。側面のフラップを4面フルクローズすれば、風や冷気を遮断できます。なかには、シェルターやタープの内側に寝室としてワンタッチテントなどを入れ込んだ「カンガルースタイル」を選ぶ人もいます。

    ホットカーペット

    底冷えの解消におすすめなのが、ホットカーペットです。一酸化炭素中毒の心配がなく、初心者はもちろん子供連れやファミリーでの使用にも安心なのが魅力。あたたかいホットカーペットがあれば、冬でもお座敷スタイルのレイアウトができます。地面からの冷気を防ぐために、断熱性の高いマットとあわせて使いましょう。

    湯たんぽ

    昔ながらの湯たんぽは、寝るときにあると重宝するアイテムです。就寝する少し前にシュラフに入れておけば、シュラフに入って寝るころにはポカポカに。特に足元を暖めれば、快適に睡眠できます。

    限界使用温度の設定が低いシュラフ

    冬キャンプになくてはならないシュラフは、限界使用温度がマイナス5度C以下のものを選びましょう。限界使用温度とは、この温度域であればなんとか使用可能であるという目安です。冬に限界使用温度以下の領域で眠ってしまうと、最悪の場合、命に関わりますので注意して選びましょう。

    サーキュレーター

    夏に使用するイメージのあるサーキュレーターですが、冬場に使えばテント内の結露対策になります。地面付近が最も冷えやすいので、テントの上部から下部に空気が動くように設置するといいでしょう。

    張り方に注意し、使用後はしっかり乾燥させること

    冬キャンプでは、テントの張り方と使用後のお手入れにも注意です。雪中でテントを張る場合、積雪がある場合は事前に除雪する、雪の下の地面まで届くペグを用意しておくなど、コツがいります。雪が降りそうな場合は、事前にチェックしておきましょう。

    テントの使用後は、結露で濡れている場合、よく乾燥させないとカビの原因に。水滴は拭き取り、乾きやすい形に張りなおすなど、できる限りキャンプ中に乾燥させましょう。それでも乾ききらない場合、自宅で風通しをよくしてしっかり乾かしてから保管するようにしてください。

     

    スノーピーク / Snow Peak

    ランドロック

    TP-671R

    人気アウトドアブランドSnow Peak(スノーピーク)の2ルームシェルターのテント。スカート付きでフルクローズすれば暖かく過ごせます。ドーム型のインナーテントを使ったカンガルースタイルにも最適です。
    ●サイズ:6.25m×4.05m×高さ2.05m ●収納サイズ:キャリーバッグ/75cm×33cm×36cm、フレームケース/72cm×17cm×22cm ●重さ: 22kg ●素材:ポリエステル ●対応人数:6人

    インナールームをセットすれば、リビングとベッドルームを分けて使えます。

    インナールームの室内には、便利なポケット付き。

    天井のループには、ライト類を吊り下げることができます。


    テンティピ/Tentipi

    ジルコン、サファイア、オリヴィン

    ワンポールテントを代表するスウェーデン発祥のブランド、Tentipi(テンティピ)のティピーテント。コットンとポリエステルの混紡素材で、内部の湿気を効果的に外へ逃がし、結露を最小限に抑えます。内部から微調整できるベンチレーションも備えています。

     


    ノルディスク / Nordisk

    アルフェイム12.6

    Alfheim 12.6

    北欧発のアウトドアブランド、Nordisk(ノルディスク)を代表するクラシカルな円錐型のティピーテント。最上部に中から調節可能なベンチレーション付き。フロアシートを外して土間スタイルで使用することも可能。
    ●サイズ:4.0m×4.0m×高さ2.75m ●収納サイズ:99cm×32cm ●重さ: 18kg ●素材:テクニカルコットン(コットン、ポリエステル) ●対応人数:2〜5人


    ノルディスク / Nordisk

    アスガルド12.6

    Asgard 12.6

    ノルディスクで一番人気のモデル。室内が広くゆったりくつろげるベルテントです。ベンチレーション機能とテクニカルコットン素材で結露対策も◎。サイド部分を巻き上げて、タープのように使うこともできます。
    ●サイズ:4.0m×3.75m×高さ2.5m ●収納サイズ:95cm×30cm ●重さ: 21kg ●素材:テクニカルコットン(コットン、ポリエステル) ●対応人数:2〜6人


    オガワ / ogawa

    ツインピルツフォーク T/C

    3345

    1914年創業の老舗アウトドアブランドogawa(オガワ)のシェルター型テント。スカート部分のループにペグダウンすれば、冷気の侵入を防げます。オプションのインナーを装着できるほか、カンガルースタイルにもおすすめ。
    ●サイズ:6.3m×3.55m×高さ2.1m ●収納サイズ:65cm×35cm×30cm ●重さ: 幕体:約8.4kg ポール:約1.7kg ●素材:T/C(コットン、ポリエステル)

    片側オープン、フルオープンでオールシーズン使い分けができます。


    オガワ / ogawa

    グロッケ12T/C

    2785

    五角形のベル型テント。上部ベンチレーターだけでなく、全開放可能な下部メッシュパネルを装備し、通気性に優れています。吸湿性があるTC素材は結露対策になるだけでなく、熱を逃がしにくいので暖かく過ごせます。
    ●サイズ:2.65m×4.05m×高さ2.7m ●収納サイズ:80cm×35cm×33cm ●重さ: 14.7kg ●素材:T/C(コットン、ポリエステル) ●対応人数:5~6人

    広々とした12平米の空間で、防寒対策の装備が増えても安心です。


    オガワ / ogawa

    ピルツ15 T/C

    2790

    八角錐のティピーテントで、高くて広い開放的な空間を楽しめます。ベンチレーターは5カ所に装備されており、換気の調整も自在。通気性・吸湿性に優れたTC素材の自然な風合いがマッチするデザインです。
    ●サイズ:4.3m×4.75m×高さ3.1m ●収納サイズ:90cm×40cm×35cm ●重さ: 17.6kg ●素材:T/C(コットン、ポリエステル) ●対応人数:8人


    オガワ / ogawa

    ティエラ5-ExⅡ

    2776

    「ティエラ」シリーズは、オガワのフラッグシップテントです。フライは耐候性・耐水性のあるポリエステル210d素材で、水分を多く含んだ雪でも安心。インナーテントには通気性・吸湿性に優れたTC素材を採用しています。
    ●サイズ:55.5m×3.1m×高さ2.05m ●収納サイズ:76cm×40cm×40cm ●重さ: 21.1kg ●素材:ポリエステル、T/C(コットン、ポリエステル) ●対応人数:5人


    チャムス / CHUMS

    エーフレームテントT/C 4

    CH62-1434

    アメリカのアウトドアブランド、CHUMS(チャムス)のAフレーム型テントはレトロな雰囲気が特徴的です。クロスポール構造で、ポールが邪魔にならずスムーズに出入りできます。天井部と後面にベンチレーションを装備しており、温度・湿度の調整が可能です。
    ●サイズ:2.6m×2.1m×高さ2.2m ●重さ: 23kg ●素材:T/C(コットン、ポリエステル) ●対応人数:4人

    前面を開ければ、開放感抜群です。

    右サイドも開けることができ、設営のバリエーションを楽しめます。


    チャムス / CHUMS

    ブービーハウスT/C

    CH62-1436

    「ブービーバード」のワンポイントもかわいい、広々した空間のベルテント。通気性に優れたTC素材で、結露しにくく快適に過ごせます。コードの引き込み口が装備されており、電気カーペットなど暖房器具の使用に便利です。
    ●サイズ:3.38m×3.38m×高さ2.4m ●重さ: 15kg ●素材:T/C(コットン、ポリエステル) ●対応人数:4人

    荷物の搬入も容易な、広々としたエントランス。

    テント天井部のベンチレーション。ベンチレーションは下部側面にも設けられています。

    後面には、コードの引き込み口を装備。


    テンマクデザイン / tent-Mark DESIGNS

    サーカスTC

    アウトドアショップWILD-1(ワイルドワン)のオリジナルブランド、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のワンポールテントです。TC素材で結露を防ぎ、暖気も逃がしません。別売で専用インナーの用意があるほか、ドームテントをインストールしてのカンガルースタイルもおすすめ。
    ●サイズ:4.42m×4.2m×高さ2.8m ●収納サイズ:67cm×φ25cm ●重さ: 10.88kg ●素材:コットン混紡生地(TC)

    出入口には、凍結にも強いビスロンファスナーを採用。

    頂上部のベンチレーション。

    持ち運びに便利な収納バッグ付き。


    テンマクデザイン / tent-Mark DESIGNS

    サーカスTC DXサンド

    サーカスTCのスペックはそのままに、片方の入り口にサイドフラップを装備したテント。サイドフラップはタープのように使うこともできるため、装備や設営の手間を減らしたいソロキャンパーにもおすすめです。
    ●サイズ:4.42m×4.2m×高さ2.8m ●収納サイズ:63cm×φ27cm ●重さ: 12.3kg ●素材:コットン混紡生地(TC)

    サイドフラップはファスナーで開閉可能。タープのように張り出すこともできます。


    ニュートラルアウトドア / NEUTRAL OUTDOOR

    TCテント 3.0

    NT-TE22

    開放感のあるベル型テント。結露が起こりにくく保温性が高いTC素材です。豊富なベンチレーションを備え、下から給気し、天井から排気する自然な内気循環を促します。
    ●サイズ:3.0m×3.0m×高さ2.0m ●収納サイズ:88cm×28cm×28cm ●重さ: 約10kg ●素材:TC(ポリエステル、コットン) ●対応人数:3~5人


    ハイランダー / Hilander

    A型フレーム ネヴィス 400

    HCA2067

    Hilander(ハイランダー)のポリコットン素材を使用したティピーテント。冷気の侵入を防止するスカート付きで、快適に過ごせます。ティピー型ながらワンポールではなくA型のフレームで、中心部分のスペースを有効活用できます。
    ●サイズ:4.0m×4.0m×高さ2.8m ●収納サイズ:78cm×25cm×25cm ●重さ: 13.5kg ●素材:ポリエステル、コットン ●対応人数:3~4人


    フィールドア / FIELDOOR

    ワンポールテントT/C 400

    ONE POLE TENT T/C 400

    通気性に優れたTC素材のワンポールテント。防カビ加工も施されており、結露が気になる冬キャンプでも安心して使用できます。冷気の侵入を防げるスカート付き。フルクローズにもメッシュ面にもできる入り口で、一年を通して快適に使用することができます。
    ●サイズ:4.0m×3.5m×高さ2.15m ●重さ: 7.4kg ●素材:TC(ポリエステル、コットン)


    クイックキャンプ / QUICKCAMP

    T/Cワンポールテント

    QC-TCT440

    TC素材を使用したワンポールテント。インナーテント、グランドシート付きで、頂点に大きなベンチレーションを備えています。フライシートのみを使用して、カンガルースタイルにするのもおすすめです。
    ●サイズ:4.4m×3.8m×高さ2.9m ●収納サイズ:65cm×25cm×25cm ●重さ: 13.7kg ●素材:TC(ポリエステル、コットン) ●対応人数:4~5人

     

     

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