火おこしでモタつきたくない人のための便利アイテム
誰もが1度はつまずいたことがあるであろう、焚き火やバーベキューでの火おこし。
火をつけては消え、また火をつけては消えの繰り返しは、人によってストレスに感じることもあるでしょう。
そんな火おこしがとても簡単になるキャンプ用品があります。
それが「火おこし器」というアイテム。
薪や炭を入れて着火すれば、「煙突効果(えんとつこうか)」により激しく燃焼するというすぐれものです。
煙突効果とは、高温の空気が上昇するのにともない、かわりに冷たい空気が下から流れ込む現象のこと。
この煙突効果により常に酸素が供給されるため、ほうっておいても勝手に火が大きくなるというわけです。
普通の焚き火台やバーベキューコンロでは、この煙突効果が得られないものも多く、薪や炭にしっかり火がつくまで時間がかかってしまいがちです。
そんなときに火おこし器があれば、火おこしにかかる手間や時間を大幅に削減することができます。
ファミリーキャンプなどで、「火、まだつかないの?」と背中越しに言われることもなくなるでしょう。
また、製品にもよりますが、価格がそれほど高くないのもいいところ。
とくにキャプテンスタッグが販売している「スリムチャコールスターター」は、間違いなく値段以上の価値がある、コストパフォーマンスにすぐれた逸品です。
スリムチャコールスターターの魅力
実勢価格1600円〜というお手頃価格
まずなんといっても、価格が安いことが大きな魅力です。
スリムチャコールスターターは「普通サイズ」と「大きいサイズ」の2つがラインアップされており、それぞれのメーカー希望小売価格は、普通サイズが2800円、大きいサイズが3500円です。
しかし、実際にネットショップで取引されている価格はもっと安く、Amazonでは普通サイズが1600円ほど。大きいサイズは2900円ほどで購入できます。
ユニフレームの火おこし器「チャコスタⅡ」が4500円、コールマンの「チャコールスターター」が3800円ほどということから考えても、キャプテンスタッグのスリムチャコールスターターの安さがきわだっていることがわかります。
鋼板を使用した頑丈なボディー
スリムチャコールスターター本体は、厚みがある鋼板で作られています。
そのため高温にさらされても変形しづらく、どれだけハードに使用しても問題なさそうなほどの剛性感があります。
鋼板に亜鉛メッキがほどこされている点も見逃せません。亜鉛メッキをすることで腐食に強くなり、長期間の使用にも耐えられる強さを得ています。
こういったところからも、「安いのに長持ち」というキャプテンスタッグ製品らしさが感じられます。
ワンタッチでセットできるロストル
底部のロストル(アミ)が、本体にヒンジで固定されていることも特徴のひとつです。使用するときにはパタンと倒すだけでセットできます。
これは旧モデルの製品にはない機能で、現行モデルへのリニューアルにより追加されました。
本体とロストルが分かれていた旧モデルより、利便性が向上しています。
そして本体・持ち手・ロストルのすべてがつながったことで、ロストルを紛失するリスクがゼロになったことも大きな進化です。
使い方はたったの4ステップ
スリムチャコールスターターは構造がきわめてシンプルで、使い方も超簡単。以下の4ステップでOKです。
1.折りたたまれている状態から本体を展開する
2.着火したい薪や炭を上から入れる
3.ガストーチやライターで着火する
4.十分に燃えたら薪や炭をコンロに移しかえる
たったこれだけの作業で火おこしは完了。
今まで汗をかきながら必死にうちわで扇いだり、酸欠状態になりながら火吹き棒で息を吹きかけていた苦労は一体なんだったのかと思うほど簡単です。
この手軽さを味わってしまったら、もう手放せません。
もっと早く買っておけばよかった!と思えるキャンプ用品
火おこし器はキャンプ用品のなかでも地味な存在で、実際に使用してみないとその便利さには気づけません。
見た目が焚き火台とよく似ているので、私自身、その必要性に関しては半信半疑でした。
しかし、1度使ってみて感じたのが、「もっと早く買っておけばよかった!」という後悔にも似た気持ちです。
鋼板で作られているのでサイズのわりにはズッシリと重いですが、それでもキャンプ場まで持っていく価値は十分にあると思います。
キャプテンスタッグ スリムチャコールスターター UG-3281
使用時サイズ:幅180×奥行200×高さ210mm
収納時サイズ:165×210×厚さ30mm
重量:1kg
素材:亜鉛めっき鋼板、鉄