冬キャンプでの鍋料理にうってつけ!ダイソーの鍋つゆ
冬キャンプで食べたい料理といえば、まっさきに思い浮かぶのが鍋料理です。
ひんやりと冷たい風を感じながら、あるいはキラキラと光る雪景色を眺めながら鍋料理を食べる時間。
ほかの料理では味わえないそのような風情を、ダイソーの鍋つゆを使用すれば安く簡単に楽しむことができます。
ダイソーで販売されているストレートタイプの鍋つゆは、内容量400gと1〜3人で使用するのにちょうどいい量。そして価格はもちろん100円です。
今回はこのダイソーの鍋つゆのなかから3種類を選び、合計500円ほどで作ることができる鍋料理、名づけて「ワンコインアウトドア鍋」のレシピをご紹介します。
ただ安くおさえるためのレシピではありません。下処理がほぼ必要ない食材のみをチョイスし、作る手間を最小限にすることを考えたレシピです。
キャンプ場の水道が止められていたり、冷たい水を触るのが億劫になる冬キャンプでお試しください。
黒ごまキムチぎょうざ鍋
黒ごまのコクと、キムチ鍋の辛味・酸味がマッチしてとても奥深い味になっているワンコインアウトドア鍋。
アンチエイジングに効果的とされるセサミンをたくさん摂取できます。
材料
- キムチ鍋のつゆ・・・1袋
- チルドぎょうざ・・・10個入り
- ミックス野菜 ・・・100g
- すりごま・・・大さじ2杯
作り方
(1)キムチ鍋のつゆ、黒ごま大さじ2杯を鍋に入れてよく混ぜます。
(2)ミックス野菜を入れます。
(3)チルドぎょうざをきれいにならべます。
(4)鍋のフタをのせて加熱します。最初は中〜強火で加熱し、沸騰してきたら弱〜中火に調整してください。
(5)15分ほど加熱したら鍋のフタを開け、煮えているかを確認します。チルドぎょうざの皮が半透明になったら完成です。
食べたあとは、汗で体を冷やさないように注意しましょう。
ゆず塩ちゃんぽん鍋
パイタン系の塩ちゃんぽん鍋のつゆに、ゆずの酸味と華やかな香りをプラス。
ゆずの風味のアクセントがきいた、まろやかな味わいを楽しめるワンコインアウトドア鍋です。
材料
- 塩ちゃんぽん鍋のつゆ・・・1袋
- ゆず・・・(1/2個)
- ミックス野菜・・・100g
- 豚こま切れ肉・・・100g
- くずきり・・・30g
作り方
(1)ゆずを厚さ5mmほどの輪切りにします。
(2)ミックス野菜を鍋の片側に寄せるようにして入れます。
(3)反対側にくずきりをならべます。
(4)ミックス野菜とくずきりのまんなかに、豚こま切れ肉を乗せます。
(5)輪切りにしたゆずをならべます。
(6)塩ちゃんぽん鍋のつゆを上からかけます。
(7)10分ほど加熱し、豚肉にしっかり火が通っていることを確認したら完成。
酸味が足りないようであれば、ゆずを追加してください。
焼きあごだし塩昆布おじや
焼きあごだしの風味に塩こんぶのうまみがとけこんだ、お手軽に作ることができるおじや。
鍋つゆを吸収した麩(ふ)の、とろりとした食感がクセになる一品です。
材料
- 焼きあごだし鍋のつゆ・・・1袋
- 塩おにぎり・・・2個
- 塩こんぶ・・・適量
- 麩・・・適量
作り方
(1)鍋の底に塩おにぎりをならべます。
(2)お好みの量の塩こんぶを、塩おにぎりの上にふりかけます。
(3)麩を鍋全体に散らすように入れます。
(4)焼きあごだし鍋のつゆを、上から全体にかけます。
(5)5〜10分加熱し、塩おにぎりがほろほろと崩れるようになったら完成です。
鍋つゆがなくなるまで、麩を追加しながら食べ続けることができます。
安いからこそアレンジを楽しめるダイソーの鍋つゆ
ミツカンやキッコーマンなど、大手食品メーカーが販売している鍋つゆには、おどろくほどハイクオリティーな商品が多くあります。
しかし、その高い完成度、そして300円ほどという少々高い価格設定ゆえに、自分でアレンジを加えるのには少しの勇気とセンスが必要です。
いっぽうでダイソーの鍋つゆはというと、価格はもちろん100円で、クオリティーはほどほどといったところ。
十分美味しいのですが、「300円クラスの商品に味で勝っている」とは少々言いにくい感じです。
だからこそアレンジを楽しむ余地、そして「ちょっと冒険してみようか」という余裕が生まれやすいのではないかと思います。
ぜひ今回ご紹介したレシピを参考に、オリジナルのワンコインアウトドア鍋に挑戦してみてください。
予算500円という制約があるからこそ生まれる、食材選びの楽しさも味わえます。